婚約の証しとして男性から女性へと贈る婚約指輪は、とても重要であり、生涯大切にしていくものです。
そのため購入の際は、出来るだけ傷の付きにくいものを選びたいところですよね。
希望に合った婚約指輪だけでなく、結婚指輪と一緒に付けられるものを選ぶことが多いでしょう。
婚約指輪も結婚指輪も、人気のプラチナですが、プラチナでもより傷つきにくい種類や、純度によって傷つきやすさは変わります。
まず、そもそもプラチナは傷つきやすいのかについて解説します。
婚約指輪で人気のプラチナは傷がつきやすい?
プラチナはとても傷つきやすい素材です。
100%のプラチナは柔らかくとても繊細なため、指輪にする際は、パラジウムなどの金属を混ぜて作成しています。
それでもプラチナが人気な理由は“変色に強い”という理由が考えられます。
一生身に付ける指輪ですので、錆びたり黒ずんだりといった変色が起こりにくいのはとても大きな魅力ですよね。
ここで、傷つきやすいプラチナを身に付ける際の傷の予防法を紹介しておきますね。
硬いものとの接触を避ける
硬いものとの接触を避け、大きな傷がつくのを防ぎましょう。
日常生活で言うと、傘の柄の部分や電車のつり革です。
指輪を付けた左手で強く握ると傷がつきやすくなってしまいますので、右手で持つように意識するだけでもかなり違いますよ。
重い荷物を持つときや運動時は外す
重いダンボールや鞄を運ぶ時や、ラケットのスポーツを行う際は外すようにしましょう。
私はテニスをやっているのですが、実際にラケットを使用して指輪を傷つけてしまいました…
隣の指や重ね付け等、指輪同士の擦れに注意する
結婚指輪との重ね付けや、拍手の際に反対の手にはめていた指輪との接触でも細かい傷がつきやすいです。
気を付けましょう。
次に、Pt900とPt950の違いを見ていきましょう。
婚約指輪のプラチナの種類でPt900とPt950の違いは何?
Pt900
Pt900とは、割金を10%混ぜたプラチナのことです。
メリット
・Pt950よりも強度があり変形しにくく、プラチナの中では傷つきにくい。
・取り扱いやすいので、サイズ直しなどの修理も対応してもらいやすい。
・価格がPt950よりも抑えられる。
Pt950
Pt950とは、国際基準を満たした純度95%のプラチナです。
メリット
・Pt900よりも金属アレルギーになりにくい。
・国際基準を満たす高品質。
デメリット
・Pt900よりもわずかに軟らかいため、やや加工しにくく傷つきやすい。
では、プラチナは純度が高ければ高いほどいいのでしょうか?
婚約指輪のプラチナの純度は高ければ高いほどいいの?
ここで重要なのが、婚約指輪に何を求めるのかということです。
上記で紹介したように、傷つきにくいものを選びたいなら、純度の高いものより、Pt900を選択しましょう。
価格も抑えられ、サイズ直しも対応しやすいというメリットが多いPt900。
おすすめですよ。
国際基準を満たすPt950は、プラチナジュエリーとして高品質とされていますので、品質を求める場合はこちらがいいでしょう。
まとめ
婚約指輪のプラチナについて解説しました。
それぞれのメリット・デメリットを知り、自分の求める条件に合ったものを選んでくださいね。
婚約指輪は、今後一生使用していくものです。
自分の納得のいく、思い入れの強い指輪に出会うことが出来ますように。