ゆうちょ銀行内で送金するときに使う用紙を「払込取扱票」と言い、現金を送金することを払い込みや送金と言います。
それと比較して、ゆうちょ銀行と一般の銀行や、一般銀行内で送金することを振込と言います。
送金する行為は同じなのに、ゆうちょ銀行と一般銀行でつかう言葉は違うのですね。
その払込取扱票には赤色と青色の払込取扱票があり、手数料に違いがあるのをご存知でしょうか。
またコンビニで払込取扱票を使った場合の、通信欄に何を書くのかついてもご紹介します。
払込取扱表の赤青色の違い
払込取扱票の色の違いは次のとおりです。赤色
手数料が受取人払いになります。
送金する方は手数料がかからないので、記載された金額を支払うだけです。
25,000円の場合は、25,000円のみです。
青色
手数料が送金人払いになります。
送金する方は手数料がかかるので、記載された金額と下記の手数料を支払います。
25,000円の場合は、ATMの場合25,150円になります。
5万円以上・・・窓口410円・ATM290円
※料金は2019年4月1日以降のものです。
払込取扱表手数料は赤ならコンビニで払える?
払込取扱票には、コンビニで使用できるものがあります。
使用できる払込取扱票は、用紙の色ではなくコンビニで使用できるバーコード印字がある場合です。
通販などで買い物をした場合、コンビニ払いを選択したときに、相手先から送ってくる払込取扱票はほとんど赤いものになります。
一般的に払込取扱票が切り取り線のある3枚続きで、バーコード印字がある場合にはコンビニで使用できます。
またバーコード印字がある場合は、コンビニと銀行の両方で支払えます。
コンビニ対応の払込取扱票には、振込期限や裏側に支払い可能なコンビニ店舗が印刷されているので確認してくださいね。
払込取扱票を使いコンビニで支払う場合は、基本的に手数料はかかりません。
コンビニの場合は、営業時間であれば土・日・夜間に関係なく支払いができます。
払込取扱表の通信欄にはどうかく?相手にどう伝わる?
払込取扱票には通信欄という、主に送金先への連絡事項を書く欄があります。
例えば何の料金かなどを書いておくとメモ代わりになり、トラブル防止にもなります。
ただしコンビニで使える払込取扱票には、バーコードが印刷されており、通信欄はないのがほとんどです。
この場合、取引内容なども全てバーコードに含まれているので、特に連絡することがないためです。
どちらにしても、連絡事項が無ければ、書かなくても問題はありません。
どうしても伝えたいことがあるなら、バーコードがなく通信欄のある用紙を使用するか、自分の住所の空いたスペースに小さな字を書くかです。
でも住所のところに連絡事項を書くのは変ですね。
連絡が気になるなら、前もってメールや電話で相手に払い込むことを伝えたらどうでしょうか。
まとめ
払込取扱票の色に違いがあっても手数料は同じです。ただ支払う方が違うというだけです。
また通信欄は必要がある場合に連絡事項を書くものです。
郵便局でもコンビニで支払う場合でも、必要なければ何も書く必要はないのでそのまま支払いましょう。