普段お家で子どもと過ごしているママも、急な用事で預かり保育をお願いすることが多くあります。
預かる側の立場となった場合、普段の幼稚園の仕事と違いがあるのでしょうか。
幼稚園の預かり保育は幼稚園業務と何が違い、どのような流れなのか、どのような資格が必要なのか、知っておきたいですよね。
ここでは、幼稚園の一時預かり保育について、わかりやすくお教えします!
幼稚園の一時預かり保育の仕事内容とは?
気になる幼稚園の一時預かり保育の仕事内容としては園によって様々です。
もともと幼稚園に通っている子と一時預かりの子は、別々の部屋で過ごしていることが多いです。
ホールや園庭で遊ぶ場合は一緒の活動があるかもしれませんが、基本的に過ごすお部屋は別々と考えておきましょう。
そのため、毎日保育する子が変わるというのが、一時預かり保育とクラス保育の大きな違いです。
一時預かり保育の場合、事前に幼稚園への登録が必須です。
慣らし保育も行うところもありますが、毎日同じ子と接するわけではないので、関わり方にも配慮が必要です。
それを踏まえた上での仕事内容ですが、基本的にクラス保育とは大きくは変わりません。
午前中に自由遊びや製作、昼食をとって再び自由遊び、といった内容となります。
一番の違いは、クラス保育では行事に向けての活動があります。
一方、一時預かり保育の場合はあくまでも「一時預かり」となるため、園児が楽しく園で遊んで過ごせるような活動を提案していきましょう。
幼稚園の預かり保育は資格が必要?
幼稚園の一時預かり保育に関しては、補助的な役割であれば資格は必要ないとされている園もあります。
ですが、子ども達の中心になって活動を進めていく人物は、幼稚園の教諭が一時預かり保育の担当として最低でも1名決まっているところが多いです。
クラス担任をしている教諭は難しいので、資格を持っていてフリーで動いている先生などが担当している園もあります。
1人で子どもを見ることは絶対にないので、補助の役割であれば資格は必ずしも必要というわけではないのですが、あるに越したことはないでしょうね。
幼稚園で預かり保育の仕事の一日の流れ!
幼稚園の一時預かり保育の仕事の流れとしては、まず事前に預かる子どものことを保護者から聞き取りをします。
一時預かりとはいえ、子どものアレルギーの有無、好きな遊びなどを把握していくことが大事です。
子どもにとっては知らない場所で親と離れて過ごすので、当たり前ですがとても不安に感じているはず。
その気持ちを踏まえた上で、登園してきたら笑顔で迎え、好きな遊びに誘いましょう。
はじめは一緒について遊び、慣れてきた頃に少し離れたところで見守ると良いですね。
朝の自由遊びが終わったら、一度朝の会のようにお名前を呼んだり、歌を歌ったりしてから、再び1日の活動を始めます。
その後お昼ご飯をとり、午後からは少しゆったりと遊べるような設定をしてみると、生活にメリハリができます。
一時預かりの場合、その子その子によってお迎え時間が違うので、お迎えの時間も確認し、対応できるようにしましょう。
まとめ
幼稚園の一時預かりについて、少し理解は深まりましたか?
基本的には幼稚園でもともと過ごしている子どもたちの生活の中に、溶け込むような形で一時預かり保育も存在しています。
継続的に登園してくるわけではないので、接し方が難しいなど、預かる側としての配慮は色々あります。
その子が1日の中で少しでも笑顔で遊べる時間が多くなるよう心がけていきましょうね。