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土壌改良とヨーグルトも米ぬかも発酵がキモ!乳酸菌で堆肥の発酵促進

庭・ガーデニング

皆さんは、「米ぬか乳酸菌」をご存知ですか。

名前の通り、米ぬかを発酵してできる乳酸菌のことで、さまざまな使い途があります。

この記事では、家庭菜園の土壌改良に米ぬか乳酸菌を使用した時の効果について紹介しています。

家庭菜園の土壌をより良いものにしたいという方は、ぜひ参考にしてみて下さいね。

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土壌改良とヨーグルトの作り方は繋がっている!


土壌改良とヨーグルトの作り方は名前だけを見ると全く異なるものに感じますが、似ているところがあります。

それは、「発酵させる」という点です。

まずは、それぞれの作り方について簡単に紹介します。

・土壌改良

固くなり痩せてしまった土の上に、腐葉土やぼかし肥料、牛糞などの堆肥(たいひ)をかけて、耕していきます。

時間をかけて丁寧に行うことで、ふかふかで良質な土が出来上がるのです。

この時に使う堆肥は、落ち葉や樹皮、籾殻、ワラなどを重ねて置き、発酵させて作ります。

土壌改良には、発酵の過程を経た堆肥が必要不可欠です。

・ヨーグルトの作り方

ヨーグルトを自宅で作る際のおおまかなレシピを紹介します。

材料は、成分無調整の牛乳と市販ヨーグルト、密閉容器と保温バッグです。

牛乳を弱火で沸騰する直前まで火にかけて容器に移し、45℃まで冷めたら市販ヨーグルトを入れて混ぜます。

保温バッグに入れてあたたかい場所で8~12時間ほど放置して発酵させ、出来上がったら冷蔵庫で冷やします。

このように、土壌改良とヨーグルト作りは「発酵」という工程が共通しています。

そういった意味では、繋がりがあるといえるでしょう。

米ぬか乳酸菌で土壌を改良してみよう!


土壌改良のための堆肥作りには植物を発酵させると上述しましたが、実は単純に植物を重ねただけでは発酵にかなりの時間を要します。

発酵には窒素が必要ですが、空気中の窒素のみでは量が少ないため、多くの日数がかかってしまいます。

そんな時に使用したいものが、「米ぬか乳酸菌」です。

米ぬかなどを発酵させて作る米ぬか乳酸菌は窒素を多く含んでいるため、堆肥の発酵促進剤として活用できます。

では、米ぬか乳酸菌の作り方の一例を紹介します。

材料
・水:500ml
・米ぬか:大さじ1
・米粉:小さじ1
・塩:小さじ1
・砂糖:大さじ1

です。

作り方
材料をすべてペットボトルに入れて、1日2~3回以上振って攪拌させます。

発酵段階で炭酸ガスが発生するので、ガス抜きのためにフタを開けましょう。

この工程を4~5日ほど行うと、使用可能な米ぬか乳酸菌が出来上がります。


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乳酸菌で土壌改良するとどのような効果が期待できる?


では、米ぬか乳酸菌を土壌改良に取り入れるとどのような効果が期待できるのでしょうか。

米ぬか乳酸菌には、乳酸菌や酵母菌などの有用微生物が多いため、植物の成長に役立つ微生物の増殖スピードが速くなります。

堆肥作りの発酵促進剤としてはもちろん、直接土に投入することで土壌微生物を活発にするので、土壌改良を進めることができるのです。

米ぬか乳酸菌を上手に活用して、土壌改良をスピードアップさせましょう。

おわりに

簡単に作ることができるのに、大変優れた効果をもつ米ぬか乳酸菌を活用することで、堆肥作りや土壌改良などが効率よくできることを紹介してきました。

上質な土壌を作り、美味しい野菜などを作っていきましょう。

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