アニメ、漫画で人気の「ちはやふる」。
「ちはやふる」の映画が公開されてことによってより多くの人に競技かるたの魅力を知ることになりましたね。
その影響でかるたをやりたい!と思っている人も多いはず。
競技かるたを始めるには、高校のかるた部に入れば個人戦などの大会に出場できるのでしょうか。
高校生が競技かるた大会に出場するための方法をご紹介します。
競技かるたで高校生が個人戦に出る方法は?
競技かるたを始めるならまず団体に所属しましょう。
団体とは全日本かるた協会のホームページに紹介されているかるた会もしくは学校の部活のことです。
もちろん無所属でも出場することはできますが、通っている学校に競技かるた部があれば今すぐ入部しましょう!
競技かるたは基本的に個人競技です。
団体戦もありますが、戦うのは個人対個人。
スポーツでたとえるならサッカーのように1つのボールを全員で追うのではなく、柔道のように1対1で戦っていきます。
ということで、チームの誰かが強ければ勝つというわけではありません。
出場する一人ひとりのレベルの底上げが必要になります。
競技かるたには「級」と「段」があります。
級は大会のレベル(A級~E級)、段は個人のレベル(初段~十段)を表します。
なお、D~E級は初心者でも出場できますが、C級以上大会に出る為には段を持っていなければ出場できません。
まずは部活で練習をつみ、競技かるた大会のルールやマナーを覚えましょう。
部活であれば「○○大会に向けて練習しましょう」というような目標があると思います。
それまでに一定レベルまで達することができれば顧問の先生や先輩からの出場許可が下りるでしょう。
それから個人戦に出場し、昇級を目指しましょう。
競技かるたの大会に申し込みする方法は?
競技かるた大会の申し込みをするには、基本的にかるた会や部活を通して行います。
部活に所属していると顧問の先生が手続きを行ってくれることがほとんどです。
個人で出場したい場合でも部活を通さないと申し込みできない場合などもありますので顧問の先生や先輩に相談してみましょう。
競技かるたの高校生向けの大会は?
競技かるたの大会と大きく3つに分けられます。
・全日本かるた協会の公認大会
昇級や昇段をすることができる公認大会です。
ほぼすべてが全国大会で行われており、どの大会にも出場できます。
・全日本かるた協会の後援大会
昇段はできない大会です。
団体戦なども開催されます。
大会によって規定が異なりますので、申し込みの際は案内を確認してください。
・その他の大会
特に形式は決まっていますが、全国にさまざまな催しがあります。
高校生が目指す大会は「全国高校小倉百人一首かるた選手権大会」です。
毎年夏にかるたの聖地開催されるいわゆる「かるた甲子園」です。
各地の予選を戦い、高校生が出場、入賞を目指します。
この他にも全国で開催される大会で段位取得を目指しましょう!
大会の情報は顧問の先生や先輩から教えてもらえますが、
全日本かるた協会のホームページに大会の情報が掲載されていますのでチェックしてみてください。
まとめ
かるたは「畳の上の格闘技」とも言われるほど激しい競技だと思います。
見ているだけでもあの緊張感に圧倒されますね。
かるたに興味を持った人はぜひ部活見学だけでもしてみてください。
入部すればきっと高校生活が楽しくなりますよ。
昇級や昇段も目指して頑張ってください!