まだ1歳の子供がいるのに、ママが急に入院することになってしまったら困りますよね。
身体が優先なので仕方ないとはいえ、急な時が大変です。
そんな時の頼みの綱が実家や義実家の両親ですが、実家が遠くて頼ることが出来ない場合どうすればいいか途方に暮れますよね。
ママが入院することになってしまった場合、パパが困らないように家事育児はどうすればいいのか。
行政に頼ることの出来るサービスの紹介、お父さん一人でも乳児の寝かしつけ方などについても解説します。
ママが入院中の家事や育児はどうする?
まず、急にママが入院になってしまった場合生じると考えられる問題を1つずつ見ていきましょう。
仕事はどうするのか
急なことですと、仕事も休みをもらいにくいですよね。
ですがまず仕事をどうにかしない限りどうにも対応が出来ないので、仕方のないことです。
しっかりと上司や周囲の方に状況を説明し、数日休みをもらうなり、早く帰れるようにさせてもらうなり、協力を求めましょう。
家事・育児はどうするのか
一番の理想は、普段から家事を手伝っておいてママがいなくてもだいたい出来るようにしておくことです。
しかし、普段全く家事をしていないのに、ママの入院を機に突然全部やるというのは無理です。
しかも小さい子供の子育ても行わなければなりませんので、パパに限界がきてしまいます。
そこで、まずお住まいの地域の市役所に相談してみてください。
自治体それぞれに、家庭の事情で一時的に養育が困難になった場合の行政サービスがあります。
しかし残念ながら、自治体の事業だけではカバーしきれない場合もあるでしょう。
そんな場合は、民間で行われているサービスを利用しましょう。
しかし、これにはそれなりの費用がかかります。
以上の手順で行政・民間のサービスを上手に利用し、ママ不在の間家事育児をこなしましょう。
具体的なサービス内容については以下で紹介しますね。
出産後ママが入院した場合に頼れるサービス
市役所に相談した際の、行政サービスについて
保育園での一時保育
・子供の「ショートステイ」
保護者や家族が病気や出産等で子供の養育が一時的に困難になった場合に、自治体が指定する児童福祉施設を一時的に利用できる事業
・ファミリーサポート
同じ地域の住民同士が子育てを有償で援助する活動
状況に合わせて、これらのサービスの対象になる場合があります。
区役所や市役所の方とよく話してくださいね。
※これはあくまで一例ですし、自治体によって実施している事業は異なりますので、各自治体の方針に従っていただくようお願いします。
民間サービス
・ベビーシッター
決まった時間の間自宅にて子守をしてくれるサービス
※具体的な金額や時間については民間サービスですので、お住まいの地域によって異なります。
調べてから、無理のない範囲で利用しましょう。
乳幼児のママが入院したときの寝かしつけはどうする?
ママ不在の際、パパが寝かしつけを行う場合のポイントを紹介します。
ママがいないということをちゃんと説明する
1歳ですが、もういろいろとわかっていますよね。
私にも1歳の子がいますが、こちらが驚くほど、わかっているんだなぁという反応をすることが度々あります。
「ママは今いないから、パパとねんねするんだよ。ママも、頑張っているから○○もがんばろうね」等と正直に話します。
突然ママがいなくなったという不安を少しでも軽減してあげるつもりで接してください。
寝る前から準備をしておく
いつも以上に体を動かしてたくさん遊び、昼寝も早めに切り上げるようにする等、夜しっかりと寝付けるようにしましょう。
行政や民間のサービスを利用する際は、その旨を話してお願いしておくのもいいですね。
入眠儀式を作る
入眠までの流れを作っておくと、パパが寝かしつける場合も同じ流れで行えばうまくいく可能性があがります。
例としては、歯磨き→本を読んであげる→部屋を暗くするといったようなものです。
あきらめてくれるのを待つ
小さい子供は、睡眠が未発達なので寝ぐずりするのが当然ですので、焦ったり怒ったりしては逆効果です。
危ないものが周りにないか確認して、パパが先に寝てしまうと子供もあきらめて寝てくれることがありますよ。
とにかく、子供が眠るまで気長に付き合ってあげるのがなにより大切です。
ここで重要なのが普段からの父子の信頼関係ですので、普段から仲を深めておくととてもいいと思います。
まとめ
急にママが入院する際の対処法を紹介しました。
大切なのは、家事も育児もママに任せきりではなく、パパも普段から積極的に参加しておくことです。
そうすれば急に何かあってもある程度対応できますし、子供もより安心できますよね。
大変ですがパパが気丈にふるまって元気にしているのがパパ自身にとっても子供にとっても、一番いいでしょう。
いろいろと大変ですが、落ち着いて一つずつ解決していけば大丈夫です。
無理しすぎない程度に頑張って乗り越えましょう!