飛行機を利用する時に、安全確保のため機内に持ち込むことのできる手荷物は制限を受けます。
危険物や液体物などが、持ち込み禁止や制限を受けるのはだいたい理解しているつもりですよね。
しかし、ちょっとした身の回り品も、持ち込みが禁止されることがあるので、注意が必要です。
日用品などで、機内(国内線)に持ち込みできる物、できない物について一覧でご説明します。
機内持ち込みガムや飴はOK?持込み可の飲食物一覧
基本的に持ち込み可能なのは、ハンドバック、カメラ、傘などのほか
手荷物1個(縦横高さの和が115cm以内で、それぞれ55cm、40cm、25cm以内)総重量10kg以内です。
持ち込み可の飲食物等一覧
ペットボトル
空港で買ったお茶、ジュース、サイダーなどの飲料水。
アルコール飲料
ただしアルコール度24%を超え70%以下の物、1人5リットルまで。
化粧品・香水・医薬品
1容器0.5kg又は0.5ℓ以下で、1人2kg又は2ℓまで。
食べ物
空港で購入したお弁当屋やおにぎりは、機内に持ち込めます。
袋に入れても水が漏れる恐れがある食べ物は、収納棚ではなく足元に置くと良いです。
ただし、ひもを引っ張って温める加熱式弁当は、危険物に該当するので持ち込めません。
ガム・飴・グミ・ラムネ菓子など
基本的に持ち込みOKです。
ただし、匂いがきつい物や食べる音が大きい物はマナーとして避けましょう。
匂いや静かな機内で大きな音がすると、不快に感じる人がいるので迷惑になります。
機内持ち込み歯磨き粉やヘアアイロンはOK?持込み可の日用品一覧
国内線であれば、歯磨き粉は持ち込めます。
でも機内のトイレなどで歯磨きするのは、他の利用者の迷惑になるので避けましょう。
搭乗前に空港のトイレで済ましましょう。
ヘアアイロンは、コンセント式は持ち込めますが、充電式でリチウム電池を使用している物は持ち込めません。
リチウム電池を外すと本体は持ち込めますが、電池自体は預けることも持ち込むことも出来ません。
持ち込み可能な日用品一覧
- 電気カミソリ
- T字剃刀(刃体の長さ4cm以下)
- ハサミ(刃体6cm以下で先が著しく尖っていおらず、刃が鋭利でない物)
- イヤホン
- ボールペン
- 携帯電話(離着陸時は使用できません)
- タブレット(離着陸時は使用できません)
- アイマスク・綿棒・ティッシュ
- 折り畳みスリッパ
- 毛抜き
- 使い捨てカイロ
- スマホ充電器(コンセント、乾電池、USBタイプ)
爪切りの機内持ち込みニッパー型はNG
爪切りで、日本でよく使われているクリッパー型は持ち込みできます。
ただし、ニッパー型は危険物に該当するので持ち込みできません。
機内持ち込みができない物は、カッター、ナイフ類、ハサミ、スタンガン、バット、千枚通し、ドライバーなどの刃物類。
他にも、強打することで凶器になる物、先端が著しく尖っている物、その他凶器になり得る物です。
薬や液体を持ち込む場合はこちら
まとめ
日常で何気なく使用している物も、持ち込みに制限を受ける物があります。
また国内線ではよくても国際線ではNGの物もあり、事前に確認することをおすすめします。
うっかり持ち込んだ場合罰金が科されることがあるので、注意しましょう。