就職先としては、以前に比べて公務員人気が非常に高くなってきました。
民間企業に比べて、職業が安定しているということが理由でしょうか。
でも募集倍率も高いので、よほど勉強しないと合格できませんし、学力試験に合格しても次の面接試験に合格しなければなりません。
せっかく面接まで進んだのに、そこで不合格とはもったいないですよね。
そこで、面接の質問はどういうものか、健康診断で採用が取り消しになるかについて説明します。
公務員の採用面接でどんな質問をされる?
通常公務員試験は、学力試験を受け合格した人は、最終合格候補者に登載され、その後採用面接を受け問題がなければ、成績順に合格する流れになります。
最終合格候補者数は、辞退する人や面接時の不合格者を含むため、募集人員より多めに登載します。
そのため、合格候補者になったからといって、確実に合格するわけではありません。
成績が良くても、面接の結果、公務員に不適合と判断されると不合格になり、次の成績の人が合格することになります。
想定される主な面接質問
あなたの短所と長所は?
客観的にみた自分の性格を把握し、短所を述べた後に短所を補う長所があることをアピールします。
何故公務員を選んだのか?
民間を非難することはNGです。
前もって自治体などの仕事を調べ、自分のこれまでの経験や今後自治体でどのように貢献できるかを伝えます。
自己PRをしてください
自分の強みは始めに述べます。
また強みの根拠と体験などを伝え、そのことを公務員としてどう生かせるかを、しっかり抑えておきましょう。
面接の質問に対しては、はっきりはきはきと伝え、わからないものはわかりませんとはっきり答えましょう。
言葉使いや身だしなみに気を付け、面接官と意見が対立するような言い方は厳禁です。
公務員採用に健康診断を受ける必要はある?
多くの場合、一次試験(学力、筆記など)を合格後か面接を受けた後に、健康診断書が必要とか健康診断を受けるように言われます。
それは健康診断も試験の項目の一つだからです。
これは、心身ともに公務員としての業務に耐えられるかを判断するもので、民間会社でも行われているものです。
役所や民間会社でも、心身に欠陥があり業務を遂行することができない人を雇うことができないからです。
無理をして病気が更に進行することや、仕事中に倒れても大変ですよね。
健康診断を受けることは、受験者の健康と安全を守ることにもなります。
健康診断結果で採用取り消しは公務員もある?
結果を先に言うと、公務に支障をきたす恐れがある場合には、採用取り消しになることはあります。
例えば、入院の必要があるとか、通院が必要で公務に支障が生じるほどの持病があるとかでしょうか。
採用する自治体などの判断にもよります。
ただし、通常の健康体(多少数値で引っかかる程度)であれば、さほど問題はないようです。
どちらかというと、人物評価(性格など)の方が重要だと思いますよ。
まとめ
近頃では、公務員の不祥事やノイローゼ、健康上の休職などが増えています。
そのことから、対面する面接で公務員に対する適合性があるかを判断することが重要視されているようです。
面接の基本的マナーと対応で、しっかり合格を勝ち取りましょう。