カメムシはちょっとした隙間があると、いつのまにか家に進入して壁を這い、照明の周りをブンブン飛び回ったりします。
そして、つかまえようとして刺激を与えると、強烈な悪臭を放つのが憎たらしいですよね。
そのカメムシ対策として、ベランダのネットやハッカ油などが有名ですが、その効果はどうなのでしょうか?
また、他にベランダで使える、カメムシ対策の商品をご紹介します。
カメムシ対策ベランダネットの効果は?
カメムシは暖かくなってくると活発化して、ベランダなどから家に入ろうとしたり、洗濯物にまとわりついていることが多いのですよね。
そのため、洗濯物に虫よけネット(洗濯物用)をかぶせて、カメムシが付くのを防ぐ方法があります。
しかし、それでは窓などのわずかのすき間から入る、カメムシは防ぐことはできません。
カメムシを防ぐには、ベランダ全体をネットでおおって侵入できないようにすると良いです。
ただし、カメムシは2mm程度のすき間があれば侵入してくるので、1mm程度の編み目のネットを隙間なく張る必要があります。
ネットを張るには、ベランダの床と天井を突っ張り棒数本で固定します。
固定した棒に防虫ネットを張り、結束バンドなどで固定する方法がありますが、この時になるべく隙間が無いように張るのが秘訣です。
また、ガムテープや強力ビニールテープなどで、隙間をふさぐことができれば、ほぼベランダから侵入することは出来ないので一安心ですね。
カメムシ対策ハッカ油やハーブの効果は?
ハッカ油は、カメムシが嫌う匂いで忌避効果があると言われていますが、効き目があっても長期間持続するわけではありません。
市販されている中には長期間持続のうたい文句の商品もあります。
しかし、カメムシの種類によっては効かないものもあるので、過度に効果を期待しない方が良いです。
ハーブも匂いで寄せ付けない忌避効果があるとして使いますが、ハーブの中には効果があるものや、逆に引き寄せてしまうハーブもあります。
特に柑橘系の植物はカメムシの大好物なので、効果がありません。
忌避効果を期待するなら、唐辛子、ハッカ、ミント系のハーブなどが良いでしょう。
ただし、これらも完全にカメムシを防ぐことは難しいですね。
カメムシの種類の中には、匂いに鈍感なものや無視する異端児もいるからです。
これらのカメムシの場合は、お手上げでどうしようもないので、殺虫剤でシュッと退治してください。
カメムシ対策ベランダで使えるおすすめ商品
忌避剤
カメムシキンチョール、カメムシスプレー、虫こないアースなど、ベランダネットや網戸、窓ガラスの上からスプレーしてください。
殺虫剤
カメムシエアゾール、カメムシコロリ、カメムシコロパーなどが効き目があります。
隙間テープ
ネット、窓、網戸などのすき間を防ぎます。
コーキング剤
電気の配線の穴などのすき間にパテを使って、コーキングし穴を塞ぎます。
まとめ
カメムシ対策としては、家の中に進入させないことが一番ですね。
紹介した対策の中から、色々試してカメムシがどうするか様子を観察し、効果の高い対策でシャットアウトしましょう。