お世話になっている人が入院してしまったとき、お見舞いを出そうという話が最初に上がりますよね。
個人で出す場合には、お見舞いののし袋には自分の名前を書けば良いのですが、大人数でまとめてお見舞いを出す場合は連名でどのように記名するのが良いのか知っていますか?
ここでは、連名では何人まで記名できるのか、別紙の場合の書き方、大人数で出す時ののしの書き方を、有志一同とはについて簡単にお教えします。
お見舞いののし袋に書く名前を連名で書くには何人まで封筒に記名できる?
お見舞いののし袋に連名で書く場合は「3人まで記名する」のが一般的です。
3人以上となると、別紙にてお見舞いを出した人の名前と住所を記名し、袋に入れておくのが望ましいとされています。
会社や何かの団体としてお見舞いを出すのが最高で3人であれば、封筒の真ん中から1人目として目上の人の名前を書きます。
そこから左にいくほど目下という順で記名していきましょう。
知人や友人の場合は、50音順で並べて書くようにするとわかりやすいです。
お見舞いだけでなく、何かのお祝いなどでも大人数で渡す場合は、3名までは連名で、それ以上は別紙に記載するというのが一般的です。
お見舞いを連名の大人数で出す場合の別紙の書き方
3人までなら連名でのしに名前を記名できますよね。
ただ、4人以上になった場合は、別紙に「名前と住所、お見舞いの金額」を記名して誰がお見舞いを出したのかわかるようにしておきましょう。
退院後に「全快祝い」として、お見舞いをもらった人にお返しをするのが一般的なのです。
お見舞いを頂いた側としては、誰からいくら頂いたのか把握しておきたいものです。
そのため、連名でお見舞いを渡したとしても「誰がいくらぐらいお見舞金を出したか」を記載しておくと良いですね。
お見舞いを有志一同で出す場合のしの書き方
有志一同とは、そもそもお見舞いする気持ちのある者の集まりとなります。
お見舞いを有志一同が、課員全員で出す場合は、のし袋の表書きが個人の名前を連名で出すのではなく「〇〇課+一同」と記載しましょう。
有志一同でお見舞いを出す時も、4人以上でお見舞いを出す時と同様です。
課員等全員では無い時は、有志一同と熨斗の下部分に書き、「名前と住所、お見舞いの金額」を記載した別紙を袋の中に入れておくことを忘れないでくださいね。
この情報は快復して、お返しをするときに相手が困らないようにするためのものです。
なので、団体でお見舞いを出すときには気をつけておくと良いでしょう。
まとめ
お見舞いだけでなく何かのお祝いなどで、のし袋に連名で名前を書く機会は多くあります。
改めて考えてみると書き方を理解していなかったな…と思う人も多くいるのではないでしょうか?
団体でまとめてお見舞いを出すときには、別紙でお見舞いを出した人の名前を書いておくことを忘れないようにしましょう。
いざという時役立つ知識なので、知っておいて損はありません。
サッと迷わずかけるように覚えておくと良いですね。