推薦入試のための学力や学習状況、課外活動などは大丈夫だけど、対面の面接が苦手という受験生は結構いるのではないでしょうか。
自分で苦手だと思ったら、面接の時に何を聞かれ、どういう風に答えたら良いか、きちんと答えることができないのではと、心配になりますよね。
そのような方に推薦入試の面接でよく聞かれることや、大学の推薦面接内容、面接の苦手意識の克服するための対策をご紹介します。
推薦入試の面接で聞かれることが多い質問
面接内容は、実際に何を聞かれるかはわかりませんが、基本的に聞かれることが多い質問は抑えておかなければなりません。
推薦入試等の大学試験で多いと言われる質問には、一部ですが次のものがあります。
・本学に入学したら、どのようなことを学びたい?
・高校生活で、頑張ったのはどんなこと?
・本学に持っている印象はどんなこと?
・本学以外にも併願はしている?
・あなたの性格で、長所と短所を教えて?
・自己PRをしてください
これらの質問に対する答えは、特に難しく考えることはありません。
自分の気持ちを素直にのべましょう。
ほとんどの受験者の答えは、同じようなものなので、これらの質問で、大きく差がつくことはありません。
面接者も、これらの質問に対する答えよりも、面接時のマナーや話し方、態度などをチェックしていることが多いです。
大学推薦入試の面接内容の違いを解説
大学の面接内容は対面が一般的ですが、学校によっては個人、集団、グループ討議による面接もあります。
志望する大学では、どのような面接方式をとっているか、傾向を調べる必要があります。
個人面接
受験者1名に対して、面接者は2~3名で行います。
面接時間は10分~20分。
集団面接
受験者3~4名程度が一緒に面接を受けます。
面接者は3~4名程度。面接時間は20分~30分。
グループ討議
受験者7~10名程度がグループになって、提出されたテーマでディスカッションし意見を述べます。
その様子や経過を数人の面接者が、チェックします。30分~60分。
推薦入試の面接苦手意識を克服と対策を紹介
面接が苦手という方の理由は、緊張しやすい、年上の人と話すことに慣れていない、何を聞かれるのか不安だ、話をすること自体苦手などがあります。
また、聞かれることが多い質問には答えられるが、違うことを聞かれたらどうしようと、思ったりしますよね。
これらの苦手意識を克服する対策には、次のことを心掛けましょう。
緊張していることを伝える
緊張するのは当たり前で、面接者も十分そのことはわかっています。
質問に対する回答のなかで、緊張していることを伝えるのも一つの手です。
ゆっくり、落ち着いて話す
早口はNGです。
内容はともかく、ゆっくり話すことで気分が落ち着きます。
年上に苦手意識を持たない
面接者も、受験者だった経験があります。
年上だからと言ってむやみに苦手意識を持たないで、親戚のおじさんと話すイメージで回答してください。
ただしタメ口は厳禁です。
質問に対して難しく答えない
無理して難しく答えないで、自分の思うことを自分の言葉で伝えます。
質問でわからないことは、わかりませんとはっきり答えましょう。
まとめ
面接者は経験が豊富なので、受験者が緊張するのは当たり前だと思っています。
受験者も立派な回答をしても、身に付いた言葉でないと、面接者は気づいています。
普段から自分の言葉で会話を行い、会話に慣れておくようにしましょう。
立派な言葉でなくても、自分の気持ちをしっかり述べると、面接者もちゃんと聞いてくれますよ。