冬の時期に重宝している灯油ポリタンクは大容量で持ち運びも楽チン。
これをリサイクルしてガーデニングの水汲み用や、他の用途に使おうと考える人もいるのではないでしょうか。
灯油ポリタンクをリサイクルするのにどうやって洗ったらいいのか、臭いを取る方法や洗浄方法をご紹介します。
灯油ポリタンクの洗い方
まずは灯油ポリタンクを洗いましょう!
1.灯油ポリタンクを洗う前に灯油はできる限り使いきってください。
2.乾燥させるためにポリタンクのふたをはずして数日放置。
3.ポリタンクに台所用洗剤と水(持って振れる程度)を入れてガシャガシャ振ります。
4.3を何度か繰り返し、ふたをはずして完全に乾燥させます。
5.ポリタンクのふたとパッキンを台所用洗剤で洗い、乾燥させます。
ここまでで多少臭いは残るかもしれませんが、灯油は洗えています。
ポリタンクの臭い取りの洗浄方法
ポリタンクを洗ってガーデニング用にするとしてもやっぱり臭いは気になりますね。
灯油は無色なので完全に洗えているのか心配になると思います。
灯油の性質は1.酸性であり、2.揮発性があります。
この2つの性質をうまく利用した洗浄方法であれば臭いも少なくなるでしょう。
ガーデニングで水を運ぶ程度であれば多少臭いが残っていても問題ないです。
揮発性があるので使っていくうちに徐々に臭いも薄くなっていきます。
ポリタンクの臭い取りにはクエン酸や重曹が有効
灯油の性質である酸性をうまく利用して臭いを取ってみましょう。
小学校の理科の授業で習った、酸性を中和するために使用するのはアルカリ性でしたね。
身近にあるアルカリ性の性質を持つもの・・・『重曹』です。
キッチンまわりの油汚れを掃除するのにも重曹は重宝しますね。
酸性の油汚れを落とし臭いも消してくれる頼もしい存在です。
最初にご紹介したポリタンクの洗い方で灯油を洗い流した後、ポリタンクの中で重曹水を作りしばらく放置します。
重曹水の作り方
1.灯油ポリタンクに1.5カップほどの重曹を入れる(100円ショップで1袋250~300gで手に入ります)
2.灯油ポリタンクに40度くらいのお湯を入れ、重曹を溶かす(熱すぎるお湯は入れない)
3.しばらくつけ置きをしたらお湯を捨て、水ですすぎ乾燥させる
いかがでしょうか?臭いは取れましたか?
臭いは取れたけど中に重曹の白い粉や汚れが落としきれずに残ってしまったという場合は酸性の性質を持つクエン酸水で中和しましょう。
クエン酸水の作り方
1.灯油ポリタンクにクエン酸を50gほど入れる
2.灯油ポリタンクに40度くらいのお湯を1リットルほど入れる
3.ふたをしてガシャガシャ振る
4.ふたをあけて乾燥させる
これで重曹を中和させてきれいになります。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
汚れや臭いが落ちきらない場合や、丁寧に十分洗う手間やスペースなどを考えたら新しく買うことも検討しましょう。
1000円ほどで購入することも可能です。
灯油ポリタンクの取り扱いには十分注意してくださいね。