雨の日の部屋干しはジメジメしていて乾きにくいですよね。
そんな日でも大丈夫。
エアコンのドライ機能や除湿モードを使用し、上手に除湿すればより早く洗濯物を乾かすことが可能なのです!
では、エアコンの温度設定などはどうすればいいのでしょうか?
部屋干しを快適に行うために、ドライ機能を何度に設定するのが良いか、温度設定が出来ない場合はどうするか、なぜ除湿機能が有効なのかについて解説します。
まず、エアコンのドライは何度に設定するのがいいのか見ていきましょう。
室内干しでエアコンのドライなら何度に設定する?
まず、エアコンのモードはドライモードに設定しましょう。
ドライは機種によっては「除湿」と表記されているものもあります。
どちらかの設定にしてくださいね。
設定温度は「20℃」が良いと言われています。
更に、扇風機を併用するとより効果的でおすすめです!
扇風機なら電気代もエアコンよりかかりません。
エアコンで整えた空気を洗濯物にまんべんなくあてる効果と、洗濯物から出てきた湿った空気を追い出す効果が期待できます。
時間の効率で考えると、エアコンのみの使用で洗濯物が3時間弱で乾くとします。
エアコンと扇風機を、併用して使用すれば2時間くらいになる程度の効果が得られますよ。
扇風機を併用する際は、エアコンの風が当たっているのとは違う角度で風を当てるようにしてください。
2つの角度から風を当てることでより高い効果が得られるのです。
では、なぜ部屋干しにはエアコンの除湿が有効なのでしょうか?
室内干しでエアコンの除湿が有効なのはなぜ?
イメージ的に、より温度が高い方が洗濯物も乾きそうな気がしますよね。
でもそうではないのです。
洗濯物が乾くのに重要なのは“湿度”なんです。
湿度が高い部屋のなかで部屋干しをすると、すでに空気が含むことの出来る水分量がいっぱいになっていて洗濯物の水分を飛ばすことができません。
おまけに部屋もジメジメして、嫌なニオイまで残ります。
エアコンのドライモードで部屋の湿度を取り除けば、空気が含むことの出来る水分量が確保されて洗濯物の水分が飛びやすくなります。
それにより、早く洗濯物が乾くということです。
更に、最近のエアコンには部屋干しに特化した「ランドリーモード」や「衣類乾燥モード」などを備えている機種もあるんですよ。
これらのモードは極端な低温や乾いた空気になるため、人のいない状態で使用するようにという注意書きがされています。
ドライの設定温度は「20℃」が適していると紹介しましたが、雨の日の20℃って結構低温ですよね。
エアコンを使用して部屋干しをする部屋は、普段過ごしている部屋ではない場所がいいでしょう。
最後に、エアコンの除湿モードの温度設定がない場合はどうすればいいのでしょうか?
室内干しでエアコンの除湿モードに温度設定がない場合は?
私は少し前まで除湿モードに温度設定が出来るのを知りませんでした。
我が家はエアコンが新しくなるまで、除湿の温度設定ができなかったのです。
もし温度設定が出来ないエアコンを使用している場合は、通常の冷房を使用しましょう。
ドライ機能は空気中の湿度を下げることを優先にしている機能で、冷房は部屋の温度を下げることを優先にしている機能です。
冷房で温度を下げれば、空気が含むことの出来る水分量も下がるので同時に湿度もさがります。
通常の冷房で「20℃」に設定してみてください。
冷房を使用する場合は特に、扇風機の併用で風を当てるとより効果が期待できますよ。
まとめ
部屋干しする際のドライモードの設定となぜ有効なのかについて解説しました。
部屋干し独特の嫌なニオイの原因は、洗濯物が長く湿っていることで発生する菌のせいです。
なので、ニオイを発生させないためにもより早く乾かす工夫をすることが大切です。
エアコンを上手に使用して快適に部屋干しをしてくださいね。