様々な料理に使える玉ねぎは、ストックしておく野菜の一つです。
一人暮らしで料理をする際は、一度に丸々一つ使いきれない場合がほとんどですよね。
そんな時はどう保管するのが一番長持ちするのでしょうか?
せっかく使うのなら最後までおいしく食べたいとうあなたのために、玉ねぎを半分だけ使う時の切る方向、残った玉ねぎの保存方法につして解説します。
まず、切り方から見ていきましょう。
玉ねぎを半分に切るときは縦に切る?横に切る?
玉ねぎは切り方次第で、歯触りや料理への溶けやすさが変わります。
簡単に説明します。
玉ねぎを縦に切る=繊維に沿って切る
辛みが出にくく、つるんとした歯触りになる。
煮崩れしにくい。
玉ねぎを横に切る=繊維を断ち切る
生だと辛みが出やすく、加熱すると甘みが出やすい。
サクサクとした歯触りになる。
煮崩れしやすい。
料理ごとに上手に使い分けましょう。
加熱しないで生で食べる場合
玉ねぎは縦切りで水にさらすと辛みがとれるのでおすすめです。
加熱する場合
玉ねぎは横に切った方が甘くなるのでおすすめです。
バーベキューなどでよく輪切りにして焼くことが多いのは、おいしくなる上に火の通りもより早いからですよ。
煮込む場合
煮込み料理の内容によりますが、煮崩れさせたくない場合は縦切り、早く煮溶かしたいという場合は横切りが適しています。
玉ねぎには皮がありますが、半分残す場合は皮を付けたままの方がいいのでしょうか?
玉ねぎを半分だけ使って残りを保存するなら皮付き?
最初から半分は保存すると分かっている場合は、皮つきのまま半分に切って保存した方が長持ちすると言われています。
玉ねぎは湿気に弱いので、皮をつけておくことで湿気から少しでも守ることが出来るのです。
しかし、どうしても皮つきでなければならないというわけでもありません。
実は私は、皮付きのままで包丁を入れるのにどうしても抵抗があって、最初に皮をむいてしまいます。
それでもちゃんと残り半分を保存できていますよ。
切った玉ねぎは断面から傷むので、最も重要なのは“断面をしっかりとカバーしてあげること”なのです。
詳しくみていきましょう。
玉ねぎの残りを冷蔵庫で保管する方法
残りを保存する時に、最も大切なのは切り口です。
どんな切り方をしたとしても、切り口から乾燥して風味が落ち、傷んでしまいます。
それを頭に入れて、切り口にぴったりとラップがくっついた状態になるようにしっかりと包みます。
その上から保存袋や、密閉袋に入れて冷蔵庫で保管するとより長持ちさせることが可能です。
保存袋がないという場合は、湿らせたキッチンペーパーで包んでからタッパーで密閉するという方法もあります。
保存した玉ねぎはいつまでももつものではありません。
出来るだけ2~3日の間には食べきりましょう。
まとめ
玉ねぎの切り方と保存方法について紹介しました。
おいしい玉ねぎを無駄にすることなく、最後までおいしく食べましょう。
一人暮らしのお料理、頑張ってくださいね。