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希釈の計算で簡単な方法は?レシピのめんつゆの濃縮濃度が異なる場合

調理・キッチン

薄めて飲むのが前提のカルピスなどの飲み物や、濃度の濃いめんつゆなどは、薄めて使うのが一般的ですよね。

そのように濃縮された原液のまま販売している食品のラベルの説明を読むと、▲▲倍に水などで希釈して使用してくださいと表示されています。

でも水で薄めることはわかっても、3倍とか4倍に希釈と表示しているとき、どのくらいの水で薄めるか悩んだりしませんか?

希釈の意味や希釈計算方法を知りたいですよね。

また希釈の倍数が異なるめんつゆをレシピに代用するときの計算方法を、わかりやすく解説します。


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希釈とは?計算を簡単にする方法


希釈とは、わかりやすく言うと濃度を下げるために原液に水を混ぜて薄めることを言います。

2倍希釈や3倍希釈とは、水を加えて2倍、3倍の量にすると、濃縮する前のストレートの状態になることなのですよ。

出来上がりは結果的に同じものができると考えてくださいね。

水の量によって希釈倍数が変わるということと理解しましょう。

次の希釈を参考にしてください。

  • 2倍の希釈とは、原液の量100 mlの2倍=200 ml、水の量は200 ml-100 ml=100 ml
  • 3倍の希釈とは、原液の量150 mlの3倍=450 ml、水の量は450 ml-150 ml=300 ml
  • 4倍の希釈とは、原液の量250 mlの4倍=1000 ml、水の量は1000 ml-250 ml=750 ml
  • 5倍の希釈とは、原液の量80 mlの5倍=400 ml、水の量は400 ml-80 ml=320 ml

ざっと見ると一定の規則的な数値が続きます。実は計算方法は意外と簡単なのです。

まずは、原液を何倍に希釈したいかを求めます。

原液80 mlを5倍に希釈するときは、80 ml×5倍=400 mlが希釈した後の合計量です。

薄める水の量は400 ml-80 ml=320 ml、水を320 ml混ぜることでオッケーです。

希釈計算

仮にA(希釈後の合計量)・B(原液の量)・C(希釈する倍数)・D(混ぜる水の量)にして、次の式で量を求めます。

 

  • 希釈液の量:A(合計量)=B(原液量)×C(希釈倍数)
  • 原液の量:B=A(合計量)÷C(希釈倍数)
  • 混ぜる水の量:D=B(原液量)×(C(希釈倍数)-1)またはA(合計量)-B(原液量)

 

 

これで、倍数に対してそれぞれの量は、バッチリですよ。

希釈の計算方法でめんつゆ3倍濃縮の場合


先ほどの計算式で、簡単に計算してみましょう。

3倍の濃縮を希釈するときは、原液量×3倍が希釈した後の合計量になります。

原液が50 mlであれば150 mlが合計量になります。

このとき、水は150 ml-50 ml=100 ml、または50 ml×(3-1)=100 mlを混ぜることになります。


2倍濃縮のめんつゆレシピを3倍希釈で代用する場合の計算方法


麺類を食べようと思ったときではなく、他の料理にめんつゆを使う場合・・・

たとえば、「めんつゆで簡単レシピ」といったようなもの。

2倍の濃縮のめんつゆを使用。とレシピに書いてある、でも我が家にあるのは3倍希釈のめんつゆしか無い。

このように原液自体が違うので分量が違ってレシピ通りに作れないとアテが外れることってありますよね。

そのようなときは、3倍希釈で十分代用できるので、安心してください。

難しく考えることはありませんよ。

計算方法は倍数を比較することで、2倍÷3倍=2/3となります。

これは、3倍希釈の原液の方が濃く、2倍希釈の原液よりも2/3の量で済むことなのです。

2倍希釈で250 mlのめんつゆを作るときは、250 ml÷2倍=125 mlの原液を使いますが、3倍で代用するときは250 ml÷3倍=83 mlの原液で済みます。

まとめ

割と単純な計算で済むので、あまり深く考えないで料理を作ってください。

結果としては、自分好みに量を調整して味わうのが一番だと思いますよ。

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