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次亜塩素酸ナトリウムスプレーの作り方と希釈計算方法から使い方まで

掃除・清掃

次亜塩素酸ナトリウムの消毒スプレーの作り方は、家庭用漂白剤の塩素系漂白剤を次亜塩素酸ナトリウムとして希釈計算します。

ノロウイルスは感染性胃腸炎の一つで、いわゆる食中毒ですが、細菌・ウイルス・寄生虫が原因です。

最近流行している新型コロナウイルス感染症もウィルスなので感染症対策が必要です。

ノロウィルスも1年を通して発生しますが、11月頃から増え始め1月から2月がピークとなることが多いですね。

ノロウイルスや新型コロナウイルス感染症も、手指や食品などから感染するので、予防として日常的に次亜塩素酸ナトリウムスプレーによる消毒や手洗いなどが有効です。

その次亜塩素酸ナトリウム消毒液のスプレーの作り方は家庭でも簡単に作ることができるので紹介します。

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次亜塩素酸ナトリウムスプレーの作り方の紹介


次亜塩素酸ナトリウムスプレーの作りかたは、各自治体などのホームページで紹介されているので、参考にすると良いですよ。

作りかた自体は簡単なので、一般的なものをご紹介します。

用意するものは、ドラッグストアやホームセンターなどで市販されている次亜塩素酸ナトリウム(塩素系漂白剤)です。

嘔吐物やトイレ、便座、ドアノブ、テーブル、食器、ゴミ箱、消臭などに使用できるものです。

漂白剤を使用するときは、酸素系ではノロウイルスに効果は無いので、塩素系を使用します。

基本的に次亜塩素酸ナトリウムの原液(1%から12%程度で市販されていることが多い)を購入し、水で希釈して使用(消毒)するので、とても簡単です。

そして希釈した濃度に適したものを消毒します。

次亜塩素酸ナトリウムの希釈計算方法


次亜塩素酸ナトリウムの希釈計算式は、

(作りたい量ml×作りたい次亜塩素酸ナトリウムの濃度%)÷次亜塩素酸ナトリウムの原液の濃度%=水に加える次亜塩素酸ナトリウムの原液の量ml

です。

例として、原液5%で濃度0.1%の溶液を2000ml作りたい場合は、

(2000ml×濃度0.1%)÷原液濃度5%の場合=2000×0.001÷0.05=40ml・・・原液40ml

原液は40ml、水は2000-40=1960mlになります。

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次亜塩素酸ナトリウムスプレーの使い方は?ノロウイルスの嘔吐にはどのように使う?


次亜塩素酸ナトリウムスプレーの使い方は、様々な物の消毒に使えます。

調理器具・・・0.02%に希釈

洗剤で洗った後、スプレーするか浸してペーパータオルなどで拭きます。

ドアノブ・手すり・便座・衣類・・・0.02%~0.05%に希釈

ペーパータオルなどで拭きます。

カーテン・日用品・・・0.02%~0.05%に希釈

拭ける物はペーパータオルなどで拭きます。

トイレ・浴槽・・・0.03%に希釈

スプレーをした後、ペーパータオルなどで拭きます。

ノロウイルスの嘔吐や糞便による汚染・・・0.1%の希釈

ウイルスが飛び散らないようにペーパータオルなどで拭き取り、汚物はビニール袋などに入れ密閉して廃棄します。

直接汚物に障らないようビニール手袋をして袋の中にもスプレーしましょうね。

汚した床などの汚染箇所は、0.02%に希釈したスプレーをたっぷり吹きつけ、ペーパータオルなどで拭き取った後に水拭きをします。

次亜塩素酸ナトリウムスプレーを使用するときの注意は以下の通り。

  • 塩素系に酸素系を混ぜるのは危険なので厳禁です。またお湯で希釈すると、消毒効果が低下するので止めましょうね。
  • 手指の消毒には使用しないでくださいね。手指や皮膚が荒れてしまいます。
  • 使用時は換気を良くして使用してください。

まとめ

次亜塩素酸ナトリウム消毒液のスプレーの作り方は簡単に出来ます。

次亜塩素酸ナトリウムの希釈計算さえわかれば家庭用漂白剤の塩素系漂白剤でも作ることができます。

次亜塩素酸ナトリウムスプレーの使い方は、手指消毒には使えないということは最低限覚えておきましょう。

新型コロナウイルス感染症やノロウイルスの感染を防ぐには、普段から手に触れる場所を清潔に保つことが必要です。

日常的に使用できるように、手作りの次亜塩素酸ナトリウムスプレーを家庭に備えておきましょう。

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