年金手帳を確認したら二冊あった!再発行した覚えもないのに・・・という事は以外と珍しくないのです。
逆に紛失してしまったと思い込んで再発行したら、無くしたと思った年金手帳がポロっと見つかって、手元の年金手帳が2冊になってしまったなど。
このような場合、再発行したり見つかったり出てきた年金手帳はどうしたらいいのかお答えします。
年金手帳が再発行していないのに二冊になるケース
日本年金機構では、年金手帳を無くした場合は、再発行の申請を行うように説明しています。
年金手帳が無いことで再発行するので、一般的には年金手帳が二冊になることはありません。
でも、再発行してもらった後に、無くしたと思った手帳が見つかるということは、十分あり得る話ですよね。
その時は、年金手帳が二冊になってしまいます。
しかし、自分では再発行した覚えが無いのに二冊ある場合に考えられるのは、会社を何回か変わっているときに起こる場合があります。
会社勤めの勤め先の会社を何回か変わっている場合などは、年金手帳を年金加入者個人に渡さないで会社で保管していた場合。
転職時や退職時に返してもらった手帳と、その間に新たに加入してしまったもの合わせると、2冊あるいは3冊持っているというケースもあります。
年金手帳が再発行した後に見つかったケースの注意点
年金手帳を再発行したものと無くしたと思っていた年金手帳などが二冊や三冊三冊になったら、まず中に記入されている基礎年金番号を確認することが大切です。
無くした年金手帳がわりと新しい手帳なら、基礎年金番号が一緒なので特に問題はありません。
結果的に同じ年金手帳が二冊あるということなので、新しい手帳を残してもう一つの手帳は保管しても返還しても良いです。
しかし、基礎年金番号が違うときは注意してください。
再発行の時に無くしたと思っていた年金手帳の加入記録が、再発行のときに分散されたまま、新しい年金番号が与えられている可能性があります。
すなわち、これまでの年金記録が二つに分散されているということで、年金の給付を受けるときに、二重に払い出ししたり、少ない年金額になったりすることがあります。
番号が違う場合には、「基礎年金番号重複取消届」を全ての年金手帳とともに年金事務所へ提出してくださいね。
分散されている年金加入記録を、一本化する必要があります。
年金手帳の再発行に関する年金事務局へ問い合わせする内容
問い合わせ内容の例としては、次のものがあります。
・年金手帳再交付申請書の入手は、どこでするの?
・申請するときに必要な書類はなに?
再発行申請の注意事項は、日本年金機構や年金事務所のホームページで確認するとよいですよ。
再発行は申請から3週間程度で郵送されます。
年金手帳は、所定の申請を行うと再発行されるので、落ち着いて年金手帳再交付申請書を提出しましょう。
まとめ
再発行の年金手帳と見つかった年金手帳の二冊あるとわかっても、焦る必要はありません。
基礎年金番号を確認して、番号が同じならどれか一冊残せば良いだけです。
年金番号が違う場合だけ年金事務所でしっかり手続きをして、番号を統一してくださいね。