年金手帳会社に提出していないってある？管理不足で年金手帳が見当たらない
年金手帳は日常的に使わないので、ほとんど見る機会がないものです。
そのため会社にあるのか、自分が持っているのかはっきりしないときがありますよね。
でも転職や年金手帳の内容が変更になったときなど、年金手帳が必要になることがあります。
そのようなとき、一般的な会社員であれば、年金手帳はどこに保管しているのかをご説明します。
年金手帳を会社に提出していないことはある？
20歳になると国民年金に加入したことのお知らせ（厚生年金・共済年金に加入している方は除く）が、日本年金機構から届きます。
このお知らせは、国民年金加入のお知らせ・国民年金保険料納付書・案内パンフレットなどです。
年金手帳は加入手続き（支払い）後、別途送付されてきます。
送付されたときに会社勤めでない方、自営業、無職の方などは、自分のところで保管します。
しかし、既に会社勤めの方やその後会社へ入社する方は、健康保険や厚生年金保険に入りますが、その手続きは会社が本人に代わり行うので、会社の方に年金手帳の提出をします。
そして、提出したまま会社の方で保管することが、ほとんどの会社の現状です。
ただし、年金手帳が絶対必要というわけではなく、なかには基礎年金番号やマイナンバーでOKの会社や、手続き後本人に返してくれる会社もあるのですよ。
そのため、会社勤めの方の年金手帳は、ほとんど会社にあると思いますが、なかには自分で保管している可能性もあります。
年金手帳は会社が管理するのは違法なのか
会社で年金手帳を管理することは、法律などで決まっているわけではありません。
自己管理したければ会社に預けないで、自己管理したいと会社に言って、返還してもらうのも良いと思いますよ。
でも自分の家に置いておいても、年金手帳を見ることや使うことはほとんどありません。
また自分でしっかり保管することができず、なかにはどこに保管したか忘れてしまったという方もいるでしょう。
紛失したら、自分で再発行の手続きをすることになるので、ちょっと面倒ですよね。
被保険者の住所が変わったとか、結婚して苗字が変わったなど、個人情報が変更したときも手続きは会社で行います。
その手続きを迅速に行うため、会社が一括して社員の年金手帳を保管していることは、被保険者が納得していれば違法にはなりません。
年金手帳が見当たらない場合は再発行しかないのか？
年金手帳が見つからない場合は、まずは会社に問い合わせて、預けて保管してもらっていないか確認することが一番です。
年金手帳は、年金に加入していることを証明する手帳です。
中に基礎年金番号が記載されているので、各届出や年金受給、転職後の会社での手続きに、添付書類として必要となるものです。
再発行の手続きは難しいものではないので、悩むより再発行の手続きを行うことをおすすめします。
まとめ
年金手帳は、ほとんどが会社にあると思います。
自宅で見当たらない場合は、会社に保管されているか確認してくださいね。
会社に保管されていないときは、再発行してもらい、しっかり自分で管理しましょう。
会社が保管してくれるなら、金庫代わりに預けたほうが紛失することを防ぐことができます。
