これからの季節は、普段よりも少し豪華なご馳走を家で作るという方も多いのではないでしょうか?
クリスマスの時期にぴったりなご馳走といえば「ローストビーフ」ですよね。
市販のローストビーフも美味しいですが、家庭でも作ることができるので初挑戦する!という方も多くいるはず。
作ってみたものの、冷蔵庫で冷やすタイミングや切った時の赤い汁を見て大丈夫かな…と不安になることもありますよね。
ここでは初めてローストビーフを作ったけれど、不安に思ってる方の悩みを解決していきます!
ローストビーフから出る赤い汁の正体は?
お肉から赤い汁が出ていると、もしかして生焼け?!と心配してしまいますよね。
ローストビーフは生肉ではなく火の通った料理なので、しっかりとした手順で作っていれば生焼けの心配はないと言って良いでしょう。
それではローストビーフからでる赤い汁とはなんなのかというと「ミオグロビンというタンパク質」なのです。
牛の筋肉の中に含まれている水分とタンパク質の一種であるミオグロビンが混じった状態で出てくると、血液のように見えてしまうのです。
ローストビーフを冷蔵庫でしっかり冷やすと赤い汁はでないって本当?
ローストビーフは冷蔵庫で寝かせると味がよりなじみ、美味しくなります。
赤い汁を出ないようにするには「すぐに切らず30分以上寝かせる」ことで、赤い汁が出にくくなるんですよ。
赤い汁はローストビーフの肉汁なので、その肉汁が切った時に出ていってしまうのは勿体無いですよね。
焼き上がったばかりのお肉は中心に肉汁が集まるので、そこをすぐに切ってしまうと赤い汁が出てきてしまいます。
ローストビーフが出来上がったらすぐに切ろうとせず冷蔵庫で寝かせて置きましょう。
ローストビーフを切ったら赤い汁がでてきた!防ぐ切り方は?
ローストビーフの切り方は、まず温度を確認しましょう。
温かい状態で切ると、お肉自体が切りづらいのと共に、赤い汁が出てきやすくなってしまいます。
家庭でローストビーフを切る場合は、冷蔵してある程度冷やしてある状態で切りましょう。
薄く切ってさらに盛り付けるローストビーフは、切りやすい包丁を使うことでスムーズに作業を行うことができます。
ローストビーフを薄く切るのは難しいという声も多く上がりますが、ある程度冷えていると、お肉が固まっているので切りやすくなっています。
赤い汁を出ないようにするには冷蔵で冷やして、ゆっくりと切っていきましょう。
まとめ
家庭でも作ることができるローストビーフは、クリスマスやお正月のご馳走としてテーブルに上がりますよね。
我が家も正月の定番メニューとしてよくローストビーフが上がっているので「この赤い汁はなんなんだろう?」と思ったことがあります。
肉汁までしっかり味わうために、冷蔵庫で冷やす過程を忘れずに行ってみましょう!