1日に何度もミルクを飲まなければならない赤ちゃんに、その度にミルクを作らなければならないママ。
大変な作業ですよね。
夜中のミルク作りは眠たいし、粉ミルクをスプーンで何杯入れたか分からなくなってしまったりする事も・・・
もう少し楽にならないかな?作り置き出来たらいいのに。
そんなママの為に今回はミルクの作り置きや保存方法、温め直し方をご紹介していきます。
赤ちゃんのミルクは作り置きするなら保存は?
ミルクは、基本的には作り置きしない方が良いとされています。
まだ免疫も抵抗力も弱い赤ちゃんの体に、雑菌やバイ菌が入ってしまったら・・・
そう考えると恐ろしいですよね?
しかし、そうは言ってもやっぱり少しは楽にならないものか。
清潔な器具や手で作り置きする事は不可能ではありませんが、作り置きは基本NGです。
必ずルールを守って自己責任で行いましょう。
まず注意点は、作り置きと飲み残しは違います。
赤ちゃんが一度口を付けたものは必ず廃棄しましょう。
唾液が混入したミルクは、あっという間に雑菌が繁殖してしまいます。
作り置きについては、必ず殺菌した調乳器具で作りましょう。
レンジで殺菌できるものが便利です。
もちろんミルクを作る人の手も清潔にしましょう。
丁寧に手を洗い、ミルトンを薄めた液などに浸して消毒します。
そして使い捨ての清潔なペーパーなどでふき取りましょう。
一度70度以上に沸騰したお湯を使う事をお勧めします。
すぐに冷却し、必ず冷蔵庫で保存して下さい。
常温では保存できません。
冷蔵庫に保存しているミルクでも24時間を過ぎたら廃棄して下さい。
ミルクの作り置きと温め直しの注意点
ミルクを作り置きする時は手をしっかりと洗い消毒し、哺乳瓶と哺乳瓶を触る道具も必ず消毒して下さい。
煮沸できるものはしっかりと煮沸し、ミルトンなど薬剤をつかう場合も規定量をしっかりと守り清潔にして下さい。
作り置きしたミルクは赤ちゃんに飲ませる直前に冷蔵庫から取り出しましょう。
温め直しは、湯煎でも行う事が出来ます。
湯煎する場合は15分以上加熱すると雑菌が繁殖してしまう恐れがありますので避けましょう。
温めムラに注意し必ず温度を確かめましょう。
ミルクの温め直しにレンジは使える?
ガラス製の哺乳瓶なら、レンジで温めなおす事が出来ます。
温めムラの無いようにしっかり振って、温度を均一にして下さい。
必ず手で温度を確かめて、赤ちゃんがヤケドをしないように気を付けましょう。
湯煎で温めるのは面倒だし時間もかかりますので、時短の為にレンジを使うママは多いと思います。
しかし、ヤケドをさせてしまったという声もよく耳にします。
赤ちゃんが熱い思いをしないように、必ず自分の肌で確かめて与えましょう。
私も娘を粉ミルクで育てたので、面倒な消毒や夜中の調乳のツラさは思い出したくない程です。
しかし、最近では卓上サイズのウォーターサーバーやキューブタイプの粉ミルクなど便利なものがありますよね。
作り置きがどうしても不安という方は、そちらも検討してみてはいかがでしょうか?
まとめ
夜中の調乳や寝不足が続いている時は、頭がボーッとしてしまいますよね。
少しでもミルク作りを楽にしたい!そう思うママは多いでしょう。
少しでもママが笑顔で、赤ちゃんと笑顔で過ごせるように自分に合った時短方法を見つけてくださいね。