マスクの欠点の一つに、寒い時期のマスクの内側に水滴がつくということがあります。
いわゆる結露がマスクの中で起こっているのですが、マスクの内側がべたべたし濡れると蒸れる。口周りが気持ち悪いですよね。
また、メイクをしている女性なら、ファンデーション、リップスティックなどの崩れやベタ付きが気になることでしょう。
そこで、マスクの内側に水滴がつく対策と、その結露予防で肌を守る方法をご紹介します。
また、マスクの内側が蒸れる原因や対策についても解説します。
マスクの内側に水滴がつく対策と結露予防方法
マスクの内側の結露による水滴の対策には次のものがあります。
・ガーゼを内側に挟める・・・折りたたんで挟むのも良いですが、大きさが程よいカットタイプのガーゼもあります。抗菌作用があるガーゼならなお良いですね。
結露予防方法としては、次のものがあります。
・マスクを使用する前からティッシュやガーゼを挟んでおく。
・始めからガーゼマスクを使用する・・・ガーゼが水分を吸い取るので、結露には有効です。
マスクの内側が蒸れる原因
マスクの内側が蒸れる原因は、自分の息によるものが多く占めます。
呼吸により吐いた空気には、多くの水蒸気が含まれています。
眼鏡をかけている人は、よく眼鏡を拭くときに、ハアと息を吹きかけ曇ったレンズを拭いたりすることがあると思います。
結構曇ったりしますよね。あれが水蒸気です。
マスクを着用しているときも、当然呼吸をしているので、マスクの内側に吐いた空気の多くの水蒸気が溜まります。
その水分が気温の低い外気によって冷やされることで、水滴になります。
また、それほど外気温が低くない場合は、内側に水蒸気が溜まったままで、体温や呼吸を続けることで、蒸れた状態になります。
そして外気温が高い場合は、さらに蒸れて不快感が増してしまいます。
ただし、マスクの内側が蒸れるのは、呼吸によるものが原因ですが、喉や鼻などを含めた呼吸器系の乾燥を防ぐために保湿するという役割があります。
我慢できなければ仕方がないですが、多少の湿気があるほうが良いですよ。
マスクで蒸れる肌対策
マスクによる肌荒れは、マスク内部の蒸れる肌とマスクの内側の擦れが原因です。
これらの原因によって肌が刺激を受け、ニキビや湿疹、炎症などを引き起こし、肌のトラブルになってしまいます。
肌対策としては、次のものがあります。
- 洗顔は、やさしく丁寧に行う・・・泡タイプの洗剤を使い、やさしく顔を包むように洗顔し、肌荒れ箇所をゴシゴシ洗うのは厳禁です。
- 湿疹には保湿クリーム・・・シンプルに症状に合わせて保湿クリームを塗ります。湿疹などが改善しないとか、悪化した場合は、すぐに皮膚科の専門医の治療を受け、適切な措置をしてください。
まとめ
マスクの内側の水滴対策をするには、マスクで覆われた口腔内の結露が原因でした。
しっかり対策をして、不快感を取り除きましょうね。
また蒸れる原因と対策もわかりましたが、マスクにはある程度の湿気が必要だということを、覚えておきましょうね。