雨の日は濡れないように傘をさし、日差しのきつい日は日除けに日傘をさすのは当たり前ですよね。
曇りの日の日傘はみなさんさしますか?
曇天なら日傘をさしている人もいるし、ささない人もいるというのが現状だと思います。
日差しのきつい日は、紫外線から身を守るために日傘は必要ですが、日が差さない曇りの日には日傘は必要ないように思いますよね。
曇りの日の日傘の必要性と、効果についてまとめましたのでご紹介します。
曇りでも日傘を差して紫外線対策
天候が曇りで日傘をさすのは、何が目的かを考えてみましょう。
主な目的には、次のものがあります。
- 太陽の強い日差しに対して影をつくり、直射日光を避ける。
- 紫外線対策(UVカット)で、日焼け防止に使う。
- ファッションとして、お洒落アイテムとして使う。
近頃では、女性だけではなく男性でも使う人が増えてきており、またファッションとして使う方もいますが、ほとんどの方は日焼け止めとして利用しています。
でも曇りの日には太陽が出ていないので、紫外線対策にはならないのではと言う方がいます。
しかし、曇りの日に日傘をさしている方に聞くと、曇りの日でも紫外線は出ているので、日焼け止めには日傘が必要という答えが返ってきます。
曇りの日傘の必要性
曇りの日の日傘の必要性としては、曇りで紫外線量がどれだけあるかですよね。
太陽の紫外線を長時間受けると、皮膚や目の疾患を起こすことがあり、日に焼けると皮膚の中の弾性繊維などが破壊されるので皮膚の加齢が進み、しわやシミ、たるみなどができる原因になってしまいます。
また皮膚がんへのリスクも、ゼロではないと言われています。
以前は日焼けの危険性は軽視されていましたが、現在はかなり危険視されているのですね。
そして、その紫外線は太陽が出ているときだけ危険という訳ではありません。
気象庁によると紫外線の量は、快晴時100%、うす曇り約70~90%、曇り約60%、雨30%と発表しています。
曇りだからと言って、紫外線がゼロになるわけではなく、約60%以上の量を浴びていることになるのです。
そのため、曇りの日に日傘をさすことは、紫外線対策としては必要性のあるものなのです。
曇りの日の日傘でも効果がある?
晴れの日以外の曇りの日でも、紫外線対策が必要だということはUVカットの日傘は効果的でしょう。
その紫外線対策として使用する日傘は、小型で軽いものからお洒落なものまで色々ありますが、どれでも良いわけではありません。
単なる傘では、だめなのですよ。
しっかり、日傘の生地がUVカット加工されている、紫外線対策用の日傘を選びましょう。
UVカット率が99%から100%のものや、晴雨兼用の日傘もあるので、お気に入りの日傘を選んでくださいね。
まとめ
曇りの日だから日傘をさすのは恥ずかしいという方がいますが、そうではありません。
曇りの日でも、晴れの日と同じように紫外線対策には、日傘が必要であり効果があります。
堂々と曇りの日にも日傘を効果的にさしましょう。