hsp・hssとは?人の性質には色々個人差がありますが、ある一定の割合でhspと呼ばれる人達が存在します。
そしてhspの中にも、hss・hseというhspの特性を持ちながら、行動性が違う人がいます。
このhsp、hss、hseとは、どのような性質なのか、違いは何かについてご紹介します。
先日芸能人のロンドンブーツ1号2号の淳さんが告白したことをきっかけに受け入れやすくなってきた気質ですが、ここではhspが気を使い過ぎる原因についても、併せてご説明します。
hspとhssとは
hspとhSSとは、生まれつき周りの環境や人間、刺激に敏感な人のことで、5人に1人の割合で存在します。
特徴は、物事を深く探求しますが、刺激を受けやすくて過剰に反応してしまうことが多く、他人に共感しやすいという性質を持っています。
優しくて繊細な性質で、周りに気を使い過ぎ、他人より自分自身が疲れ切ってしまうという人と言えます。
Hssとは、hspの性質を持っており、刺激によって自分が疲れてしまうということを理解していながら、ついつい刺激を求める行動をとってしまうのがhssです。
しかし、hspの気質であるためやはり、そういった行動をとっても結局疲れてしまう性格です。
Hspの中で約3割、全体でみると約6%がhss型hspと言われています。
hspにはhssとhseがある
hspをさらに分類すると、hssの他にhseという、この人hspとは違うのではないかと思うような行動をする人も一定数いるのです。
ちょっとややこしいですね。
Hspの中で約3割、全体でみると約6%がhseと言われています。
Hssと同じ割合ですね。
まとめると、hspには主に4つの種類があります。
①hsp(内向型)
一番多いタイプで内向的です。
思慮深く、静かな環境が好きで、積極的に刺激は求めないが、刺激に対して影響を受けやすい。
②hss型hsp(刺激追求・内向型)
内向的ですが、刺激を求める行動をすることがあります。
③hse(外向型)
社交的ですが、刺激には弱く積極的に刺激を求めません。
④hss型hse(刺激追求・外交型)
好奇心があり社交的で、他人からは好かれるタイプです。
hspとhssとhseの違い
hspとhss、hseの違いとそれぞれの特徴を比較すると、次のようになります。
hsp
刺激は求めない。
外でも家でも静か。複数のことを同時に行うのが苦手。
他人と積極的に関わらない。
優しい。
刺激が多いと疲れる。
リスクや安全性を確認する。
好奇心はある。
コミュニケーションはあまりとれない。
hss
刺激を求める。
外は活発、家では静か。
複数のことを同時に行うのが苦手。
他人と積極的に関わらない。
優しい。
刺激が多いと疲れる。
安全が確認されれば、行動を起こす。
好奇心が旺盛。
コミュニケーション力はある。
Hse
刺激を求めない。
外も家も活発。
複数のことを同時に行うことができる。
他人と関わることができる。
人に好かれる。
刺激が多いと疲れる。
好奇心はある。
コミュニケーション力が豊富。
Hspが気を使い過ぎるのは、生まれつき他人の感情が気になるというのが原因ですが、性質であり病気ではないので治療する対象ではありません。
自分自身が疲れてしまうというデメリットを除けば、他人が気になるというのも優しく思いやりがあるということなので、長所としてとらえましょう。
まとめ
hss、hseとは、hspの分類の中でどのような性質なのか、お分かりいただけたでしょうか。
また同じhspでもhssやhse、さらにhspのなかにはhss・hseと細かいところに違いがあり細分化されているのも、hspを知るうえで重要ですね。