神経質だから音が気になるのか?と悩んでいませんか。
生活をしている上で様々な音が発生しています。
その少しの音にも敏感でイライラすることや体調を崩したりする人が一定の割合で存在しているのです。
そして単に神経質という単純なものではなく、生まれついての性質ということでhspと呼ばれています。
hspのように音に敏感になってしまう気になる原因や特徴、対処法についてご紹介します。
神経質で音が気になる原因は
神経質だから音が気になると思っているともしかするとHspかもしれません。
hspは、全人口に対して約5人に1人の割合なので結構いるのですよ。
また、神経質という一言で表せないものであり、病気でもないですし、敏感な性質を持った人と言っていいでしょう。
人一倍感覚が鋭く、他人の行動や感情、周りの雰囲気、物音などが気になり、感情移入することも激しいので、人知れず疲れやすいという性質を持っています。
音が気になる原因もこの性質からくるもので、五感で感じる刺激に対して一般の人よりも敏感というのが原因です。
性質って治るものではないですからね。
音に敏感でイライラする原因と特徴
Hspは音に敏感でイライラしてしまうことが多いといわれています。
そのhspは5人に1人いるそうなので極端に少なくはないですが、hsp以外の4人から見ると、どうしても神経質な人と言うレッテルが張られがちなのが現実です。
Hspの中で音に敏感というのも一つの性質ですが、他にも特徴があります。
苦手な物
音以外にまぶしい光、匂い、人混み、痛み、味、触感、たばこ、揺れる場所、高所など。
周囲の刺激を敏感に受け取るので、どんどん疲れてしまいます。
感情移入が激しい
映画や本の内容に感情移入して泣くことや、テレビや新聞などで、災害の報道などを見て怯えることや驚くことが多い。
周りの環境に敏感
周りの環境や人の顔色、空気、言葉などがとても気になる。
物事を深く考える
考えが慎重で想像力があるが、じっくり考えるため始めるのに時間がかかる。
hspは敏感な性格からその対処法
hspの敏感な性格の対処法は、感情に関連して活動する脳の「偏桃体」が生まれつき強いのが原因なので、医学的治療では治りません。
でも対処法としては、主に次のものがあります。
音を防ぐ
音がうるさくて気になる場合、騒音を打ち消すことや低減できるノイズキャンセリングヘッドホンやイヤホンなどを使うと、音に対して楽になります。
実際に聴覚過敏の方に多く使われています。
マイペースを心掛ける
周りの環境に気を使い過ぎるのがhspの特徴ですが、正しくマイペースを心掛け一人になる時間を作り、自分の感情を取り戻すのも一つの対処法です。
出かけるときも一人で行き、マイペースで行動するのも必要です。
自分の感情を知る
その時々の自分の感情を受け止め、日記などのように紙に書き出すことで感情を落ち着かせます。
感情を正直に書くと、意外に意識が新たな方向へ向かいます。
まとめ
神経質と思っていた音が気になる性格はもしかするとhspかもしれませんね。
生活音にさえ敏感になってイライラしてしまうのも神経質なネガティブな感情ではなくhspという超繊細な気質からきているとも考えられます。
Hspだとしても、自己批判したりすることは必要ありません。
hspはその人の性質なので治療はできませんが、異常な性質ではないので安心してください。
気にするよりも、hspの敏感な性質を和らげる対処法を実践し、hspの長所を伸ばすことを考えましょう。