コロナ禍による年末挨拶が大きく変わろうとしています。
ビジネス界では、社内・社外の年末挨拶や、取引先やお得意様への年末年始の挨拶回りを行ないますが今年は新型コロナウイルス感染症の影響で控えることになっています。
そして恒例として年末挨拶周りの定番としてカレンダーを持参して、今年の感謝と来年もよろしくの意を表して直接相手に渡すことが多いですよね。
でも今年はコロナ禍によりコロナウイルス感染拡大傾向にあるため、各社カレンダーの渡し方の見直しを考えているようです。
その年末挨拶に欠かせないカレンダーなどの渡し方を紹介します。
コロナ禍で年末挨拶はどうする?
今年はコロナ禍での年末挨拶がなかなか難しい局面を迎えていますね。
今までのビジネスシーンでは、営業において信頼関係を築くことが重要なため、相手と直接接触して会話を行うことが必要と言われてきました。
しかし、ランスタッド・ワークインサイト2018年調査(全国1,800名)によると、年末年始の挨拶は必要が22.1%、不要が42.6%という結果がでました。
年末年始の挨拶が不要と答えた方の主な理由は、挨拶回りをする側も挨拶を受ける側も、業務の時間が取られてしまう、対応することで業務が圧迫される、話題が無いなどです。
極端な言い方をすると、挨拶を受ける側は、年末年始の慣習的な挨拶のために、年末年始の忙しい時期に業務の時間を使うのはいやだということですね。
信頼を築くために挨拶に行って邪魔者扱いされたら、信頼関係も築けず挨拶回りの効果はありません。
普段来ないのに、年末年始だけ邪魔しにきたと思われたら最悪です。
そうならないためには、年末年始の挨拶は行わないで、訪問するにも時期をずらして相手が落ち着いた時に訪問することがおすすめです。
また、今年はコロナ禍の影響もあるので、人の出入りの激しい時期は絶対避けるべきで、メールなど相手に負担のかからない方法を選びましょう。
それで信頼が薄れる関係なら、最初から縁はないと思いますよ。
年末年始の挨拶回りはコロナでこう変わる
年末年始の挨拶回り、今年はコロナの影響で、地方公共団体や企業などでも直接の挨拶回りを遠慮してほしいとの通知やオンライン等の挨拶で済ませることが多くなっています。
これは、ビジネスの上でも得意先、職員、従業員、取引先などの関係者の安全確保を最優先に考えての行動なので、お互いに理解できる話ですよね。
新型コロナウイルス感染症に感染しないためには、人と接触しないのが一番効果的な方法です。
なので、年末年始の挨拶はそれぞれの公開サイトでのオンライン挨拶やメール、ビデオ通話、スマホ通話など非接触型挨拶が増えることでしょう。
年末挨拶のカレンダーの渡し方
年末年始にカレンダーを渡す会社も多いと思いますが今年は渡し方にも気を配らなければいけませんよね。
通常時であれば、年末年始の挨拶時に持参するアイテムの定番カレンダーですが、コロナ禍で直接会うことが制限されるときには、次の渡し方があります。
・窓口に渡す・・・窓口に渡して、そこから相手に渡してもらいます。
・郵便受けに入れる・・・郵便受けに入る小さなカレンダーが対象です。
・相手に相談する・・・カレンダーをどのように渡したらよいか、相談します。
・カレンダー受けボックス・・・会社等によっては、カレンダー専用のボックスがあり、人と接触しないで、置いてくるだけのものがあります。
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また直接会うことができる場合も、コロナ感染に気を付けて、カレンダーを渡すのみ(マスク越しで一言、二言はOK)、短時間で済ましましょう。
まとめ
今年は、コロナ禍により年末挨拶の恒例のカレンダーを配るのも難しくなってきましたよね。
今後は年末年始の挨拶回りの方法もコロナの影響により大きく変わると思います。
それに伴い、年末挨拶の際に持参するカレンダーも、通常時と違う渡し方が必要となります。
年末に配ることにこだわらないで、時期を外して早めに配ることも考慮してくださいね。