年末の挨拶文言が飛び交うビジネス界は、カレンダーを持参でして来年もよろしくの意味を込めて訪問します。
こうした年末恒例のカレンダー挨拶が、今年はコロナ感染防止のため訪問せず、カレンダーを郵送する企業が増えています。
その年末に送るカレンダーの送付状の例文を紹介します。
さらに、年末挨拶に使えるビジネス文書へ沿える一言メッセージなど相手にとって気の利いたメッセージをご紹介します。
年末の挨拶文書でビジネス取引でカレンダーを配る場合
年末の挨拶文章の代表としてビジネス上、自社名などが入ったカレンダーや販促品を、お得意様や取引先、その他関係者などに配布するのが定番となっています。
年末はどこも忙しいので、単なる挨拶や手ぶらで行くにはちょっと気が引けてしまいます。
しかし、手軽に作れるカレンダーなどの販促品なら、挨拶を兼ねて自社名の入ったカレンダーを渡すことができるので、便利な年末アイテムとして使用されています。
ビジネス相手に配るタイミングは、11月末~12月中旬までが一般的です。
今年のように、コロナの影響でカレンダーを送付する場合も、同じような時期が良いでしょう。
年末のカレンダー配送送付状の例文
年末にカレンダーをビジネス相手に送付状をつけて配布する場合の例文を紹介します。
本来ならカレンダーを持参して年末の挨拶とともに伺うはずですよね。
今年から、会社の方針でカレンダーを郵送で送ることになったとしてもカレンダーや手帳などの販促品を送るだけでは、やっつけ仕事のようで、相手はあまり良い気分にはなりません。
難しい文を書く必要な無く、簡単でよいので添えるようにしましょう。
カレンダー配送などの販促品の送付状の例文としては、次のものがあります。
②貴社におかれましては益々ご清祥のこととお慶び申し上げます・・・相手の繁栄を喜ぶ言葉です。
③本年も、格別のご愛願を賜り、誠にありがとうございます・・・お礼の言葉です。
④この度、弊社の来年のカレンダーを送付いたしましたので、ご笑納ください・・・カレンダーを送ったとの文です。
⑤今後も変わらぬご愛願の程、よろしくお願い申し上げます・・・慣用表現のお願い文です。
⑥敬具・・・拝啓の場合、敬具(結語)がセットです。
年末挨拶ビジネスに一言気の利いたメッセージ
年末挨拶文は、ビジネス文書でも定型的な文だけでも失礼にはなりませんが、一言気の利いたメッセージを付けると、相手からの好感度が上がることもありますよ。
前項の例文⑤の後に付けると良いですよ。
- 貴社の御発展と皆様のご健康を祈念いたしまして、ご挨拶とさせていただきます(定型文)
- 来年も皆様のご健勝とご多幸をお祈り申し上げます(定型文)
- 年内営業は12月○日○時まで、新年は1月○日○時から営業させていただきます(営業案内)
相手会社のなかでも個人宛や、個人のお客様宛に送る場合には、次の一言もあります。
- このような時期でありますのでより一層お身体をお大事になさってください
- 寒い季節に入りますので風邪には十二分にご用心してくださいませ
- お身体を大切になさって新たな年をお迎えくださいませ
- いつもお世話になり感謝しています どうぞ来年もよろしくお願い致します
- 今年も大変お世話になりありがとうございました 来る年もどうぞよろしくお願い致します
まとめ
年末の挨拶文言と同時にビジネス上ではカレンダーを配るのと同時に行われてきましたが、少しずつ変わってきました。
年末には、好意にしている会社や企業からカレンダーを配られるのを楽しみにしている取引先もありますが、今年から形態が変わってきています。
年末の挨拶に使われるカレンダーや手帳などの販促品を郵送や宅配で送ることが多くなりそうで送付状はや挨拶文は欠かせません。
上記例文を基に文書作りをして必ず添えるようにしてくださいね。
ビジネスで必要不可欠な年末挨拶はビジネス文書の定型文だけで終わらせず一言気の利いたメッセージを添えて心を繋いでおきましょう。
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