みなさんは、引っ越しに必要な手続きをすぐに頭に思い浮かべることはできますか?
荷物の運搬だけではなく、役場に転入出の届け出からはじまります。
他にも、ガス・水道・電気の解約や新規契約、契約物の住所変更など届け出るものが多く、何から手をつけていいか分からないですよね。
一人暮らしや夫婦2人での生活であればまだしも子供がいるとなると、学校の手続きもプラスされるので、前もって準備が必要になります。
この記事では、引っ越しに伴う子供関係の手続きについてお伝えします!
引っ越しでやることリスト子供に関するものは?
引っ越しで、子供に関することは大きく分けて『転校届』と『児童手当』の手続きです。
詳しい手続き方法については後ほど説明します。
『転校届』は、現在通っている学校と転校先の2つで手続きが必要になります。
同じく、『児童手当』についても現在住所のある役場に児童手当受給事由消滅届の提出をしてから、引っ越し先の役場での再度受給の手続きが必須です。
この2つの手続きで大事なポイントは「いつ手続きをするをするのか」です。
転校届については、引っ越しが決まったらすぐに学校に一報を入れておきましょう。
学校で必要な書類を作成してくれます。
役場関係のものは「引っ越しの前後14日以内に手続きをする」とイメージしておくといいでしょう。
役場では、原則引っ越し日から14日以内に転出の届け出の受付ができるようになります。
その手続きの時にまとめて行うといいでしょう。
引っ越した後も、引っ越し日から14日以内に必要な手続きをするといいですね。
ギリギリになりそうだったり、仕事の関係でタイミングがとれない場合は、手続き方法を役場に確認しておきましょう。
引っ越しが子供にとって良い時期はいつ?
引っ越しのタイミングについて、仕事仲間や主婦仲間の間で「子供が小学生のときにマイホームを建てたい」と話しているのを聞いたことがありませんか?
もちろん、転勤の辞令などによっては、タイミングを選べない時もあります。
私も転勤族ではありますが、だからこそマイホームを建てる時期は子供が小学生に上がった時やその途中で、とイメージしていました。
具体的に子供が小学生の時に引っ越しをしようと決めても、「何月の引っ越しがベストなのか」とさらに疑問が浮かび上がってきますよね。
子供を連れての引っ越しの心配事としては、「子供が転校して学校にちゃんと馴染めるかどうか」が挙がってくるのではないでしょうか。
ここでは、引っ越しのタイミングについて考えてみました。
低学年 or 高学年?
低学年のうちに引っ越しをすると、まだ子供達に仲間意識がついていない時期なので転校生に対して、抵抗なく受け入れてくれたという声をよく聞きます。
考えてみると、高学年になると仲の良い友達やクラブ・習い事仲間ができてしまっているイメージはありますよね。
ただ、私が小学生だった頃、低学年と高学年で転校生を受け入れましたが、みんなで仲良くしていた覚えがあります。
小学生という柔軟性のある時期だとそこまで神経質には考えなくてもいいのではないでしょうか。
進級時 or 学期途中
こちらもタイミングが選べるのであれば、子供のことを考えて対応したいところですよね。
違和感なく、学校に馴染めるのは「進級時」と考えている両親は多いようです。
というのも、進級時であれば、クラス替えのタイミングに紛れ込めることもありますし、たとえ転校しても教科書の進行度がそこで帳尻が合うからです。
私の友人は学期途中で転校してきたこともあり、授業についていくのが少し大変そうな覚えがあります。
これらのポイントを参考に、子供と話し合って引っ越しのタイミングを決められるといいですね。
引っ越しの際には、子供の心のケアも忘れずにおこなってみてくださいね。
引っ越しで子供に関する手続きはどうすればいい?
先ほど上記でもあった『転校届』と『児童手当』の手続きについて詳しく見ていきましょう。
『転校届』は、引っ越しが決まったらすぐに学校に伝えます。
すると後日、『在学証明書』と『教科書給与証明書』が発行されるので保管しておきましょう。
引っ越しをして、役場での転入届けの手続きが終わってから、転校届けの手続きへと移ります。
転校届けについて伝えると窓口をとおして教育委員会に『新住所の住民票』が提出されます。
その後、『転入学通知書』が発行されるので、すでに受け取っている『在学証明書』、『教科書給与証明書』と合わせて転校先に提出しましょう。
具体的な期限は設けられていませんが、できるだけ早めの手続きがおすすめです。
『児童手当』の手続きは、役場でおこないます。
印鑑が必要になるので、忘れずに持参しましょう。
手続き後に『前年度住民税の課税証明書』または『所得証明書』をもらうようにしましょう。
引っ越し後の手続きで必要になります。
引っ越し先の役場では、『印鑑』、『振込先の口座番号』、『前年度住民税の課税証明書』または『所得証明書』、『請求者本人の健康保険証』が必要になります。
この手続きを忘れてしまうと、児童手当が受け取れなくなってしまうので忘れずにおこないましょう。
まとめ
引っ越しとなると、やることが多い上に、新しい環境に馴染めるかどうかとても心配になります。
子供の精神面もとても気がかりになりますよね。引っ越し日の前後は、片付けや手続きに追われてしまいます。
引っ越しが決まったときから早めにTO DOリストを作成して、スムーズに対応していきましょう!