えん提の高さが186㎝で日本最大級の黒部ダムは、黒部峡谷にかかるアーチ式のダムです。
日本最大級の高さからの大迫力の放水を一度は見ておきたいものですよね。
黒部ダムと黒部峡谷の観光を考えているが、せっかく行くのだから一番いい時期に行きたい!
そんなあなたのために、黒部ダム観光のベストシーズン、黒部ダム観光にかかる所要時間、黒部峡谷と黒部ダム観光トロッコに乗る方法についても紹介します。
黒部ダム観光のベストシーズンはいつ?
黒部ダムは立山黒部アルペンルートにあります。
まず、アルペンルート自体の開通期間が4月16日から11月30日となっています。
開通期間中、黒部ダムにはその時期ごとの魅力があります。
気候によって若干のずれはありますが、だいたいの時期と魅力を紹介しますね。
黒部ダム観光のおすすめ時期
・開通したての4月から5月下旬まで
残雪の立山連峰を眺望できる上に、室堂平では雪の大谷イベントが開催されています。
・5月のゴールデンウィーク頃から9月まで
雪解けが始まり、鮮やかな新緑が見頃になります。
・9月中旬から10月下旬まで
紅葉の見ごろの時期になります。
更に、黒部ダムの風物詩である観光放水の実施期間は6月26日から10月15日です。
せっかく黒部ダムに行けるのなら、ぜひ大迫力の観光放水を見ていただきたいです(^^)
以上のことから、おすすめの黒部ダム観光のベストシーズンは観光放水が行われています。
黒部ダムと紅葉のコラボレーションがとても綺麗な9月中旬から10月下旬までといえます。
一番賑わうのもこのシーズンですよ。
しかし、ご家族で黒部ダムに行くのなら、みんなで何を見たいかという目的によって行く期間を決めるのが一番です。
黒部ダム観光の所要時間はどれぐらい?
おすすめの黒場ダム鑑賞コースと時間を紹介します。
たっぷり見る110分コース
①黒部ダム駅(階段を220段上がります)→②ダム展望台→③放水観光ステージ・コンクリートバケット・滑車→④新展望広場特設会場「ワダチ」モニュメント→⑤新展望広場特設会場「ワダチ」モニュメント→⑥ふぉっとダム(写真スポット)→⑦えん堤→⑧黒部ダム碑・殉職者慰霊碑→⑨レストハウス
ポイントをおさえた90分コース
① 黒部ダム駅(60段階段を下ります)→②黒部ダム碑→③えん堤→④黒部ダムレストハウス→⑤放水観覧ステージ→⑥新展望広場・レインボーテラス→⑦新展望広場特設会場「ワダチ」モニュメント→⑧ふぉっとダム(写真スポット)
立山黒部アルペンルートの観光は、上記で紹介したコースのような黒部ダムまでの観光が余裕をもって考えて約2時間。
宿泊施設や食事処がある室堂までは5~6時間ほどかかります。
詳しくは、こちらの立山黒部アルペンルートホームページを参考にしてくださいね。
黒部峡谷と黒部ダム観光トロッコに乗る方法
上記で紹介したように、黒部ダムは立山黒部アルペンルートにあるのに対し、黒部峡谷トロッコは宇奈月から欅平までの観光ルートです。
この2つは、位置的には近いように感じますが実際はかなりの距離があり、直線移動も出来ません。基本的に別のものと考えてください。
日帰りでどちらも行くのは難しいでしょう。
トロッコ電車は事前予約ももちろん可能ですが、宇奈月駅窓口にて朝6時50分より当日券の購入もできます。
定員制ですので、確実に乗るためには早めに購入するか事前予約が安心ですね。
チケットの事前予約は、インターネット、電話、郵便、旅行代理店販売で行っています。
詳しくはホームページを参考にしてください。
通常はトロッコで黒部ダムへはいけませんが、年に数十回だけ行くことができます。
輸送設備を利用してトロッコ電車で黒部ダムに行くことの出来る「黒部ルート見学会」というものがあります。
これは抽選で当たった方のみが参加できる見学会で、申し込み方法はハガキのみ可能となっています。
(黒部峡谷鉄道の宇奈月駅で申し込み用の書類をもらうことが出来ますが、通常のハガキでも申し込み出来ます)
1回あたり30名の参加が可能ですよ。
↑こちらに申し込み方法が乗っていますので参考にしてください。
残念ながらこちらの見学会では、トロッコの往復利用は出来ないので注意してくださいね。
もしこちらの見学会に当選して参加できる場合であっても、黒部ダムとトロッコ電車の両方を観光したいという場合。
少なくとも1泊旅行にしましょう。
まとめ
黒部ダム・トロッコ観光について紹介しました。
楽しめるスポットが多数ありますので、家族オリジナルの観光コースが作れそうですね。
事前にみんなで観光コースを話し合うのも、旅行の楽しみの1つです。たくさん話して、思い出に残る旅行にしてください(^^)