新潟の大地の芸術祭が開催されるのは日本でも有数の豪雪地帯である十日町市と津南町です。
里山に点在しているアートはたくさんありますが、冬季期間(11月~3月くらい)は豪雪のために見ることができないアートや施設があります。
冬季期間に見られなかったアートを巡りましょう。
豪雪期間以外でも、里山に点在しているアート作品は車で回るのがベスト。
JRで十日町駅まで行ってレンタカーを使用するのがおすすめです。
その新潟十日町駅からの大地の芸術祭の回り方を紹介します。
大地の芸術祭の春~秋のおすすめの回り方と所要時間
十日町駅を起点としたおすすめのモデルコースをご紹介します。
10時
十日町駅周辺(レンタカーを借りる)
↓(車 約40分)
10時40分
「清津峡渓谷トンネル」
約750mのトンネルをゆっくりと散歩してください。
↓
12時
清津峡湯元温泉街でランチ
十日町といえば蕎麦。
予約をすれば旅館でも食べられますよ。
↓(車 約15分)
13時15分
「たくさんの失われた窓のために」
清津川の河岸段丘の上にあります。
窓枠とカーテンが風景を切り取ります。
この周りにもいくつかアートがあるので散策してみるのもいいですね。
↓(車 約25分)
14時10分
「絵本と木の実の美術館」
廃校となった小学校を舞台に、空間を使った絵本のような美術館です。
↓(車 約20分)
14時30分
十日町駅周辺(レンタカー返却)
↓(徒歩 約10分)
14時45分
越後妻有里山現代美術館[キナーレ]
大地の芸術祭の里の拠点施設として、越後妻有の地域全体を体感できる美術館です。
疲れたら「越後しなのがわバル」や日帰り温泉「明石の湯」でひと休み。
1日回って疲れた体を癒やしてはいかがですか?
↓(徒歩 約10分)
十日町駅
十日町の大地の芸術祭の清津峡渓谷トンネル作品
黒部峡谷・大杉谷とともに日本三大渓谷である清津峡渓谷。
2018年4月に「清津峡渓谷トンネル」がリニューアルして全長750mのトンネル全体を潜水艦に見立てた作品になっており、アートと絶景を同時に楽しむことができます。
清津峡渓谷トンネルは一本道で、通り抜けはできません。
エントランスからパノラマステーションに行くまでの途中3箇所の見晴台があり、それぞれにアートを体感しながら進むことができます。
トンネルの一番奥には見所のパノラマステーションがあります。
ここを見るために清津峡渓谷トンネルに行くといっても過言ではないですね。
水鏡が清津峡の景色を反転して映し出し、幻想的な雰囲気となっています。
絶好のSNS映えポイントですよ!
駐車場~エントランス~パノラマステーションと長い距離を歩くので歩きやすい服装は必須です!
また、トンネル内は涼しいので夏でも上に羽織るものがあると安心ですね。
大地の芸術祭はレンタカーを移動手段に
清津峡渓谷トンネルまでは公共交通機関の本数が少ないので、レンタカーで回るのがおすすめです。
十日町駅周辺のレンタカーショップをまとめておきます。
・駅レンタカー 十日町駅営業所 (十日町駅西口徒歩2分)
JRきっぷとレンタカーと同時に借りると割引になるお得なプランがあります
・美雪レンタカー (十日町駅西口徒歩3分)
地元のレンタカーショップです。ホームページには十日町の見所も紹介しています。
・トヨタレンタカー十日町店 (十日町駅西口徒歩1分)
ハイブリットカーも充実しているのでエコドライブをしたい方に。
観光シーズンになると満車で予約が取れないこともあるので早めに予約しましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
大地の芸術祭は里山に点在しているので四季折々の表情を楽しむことができます。
特に冬季期間見られない作品が解禁になる4月下旬~10月末くらいまでは何度も訪れたいですね。
また、3年に1度開催される越後妻有大地の芸術祭トリエンナーレは特別な盛り上がりがあります。
次回は2021年開催予定なのでぜひ見に行きたいイベントです!