結婚したら専業主婦になって…と誰もがあこがれをもちますが、結婚後も仕事を続けたりして、共働きになってしまうのが現実ですよね。
いくら夫に協力してもらっても、やはりメインで家事をするのは女性の方です。
家事も仕事も両立させるのが理想ですが、なかなかうまくいかずジレンマに陥っている人も多いのではないでしょうか?
実は、発想の転換とやり方次第で、家事はもっと楽になるんです!
今回は、共働きでも家事を楽にこなす方法やタイムスケジュールの見直し方などをご紹介していきます。
共働きで家事を楽にするって無理なの?
仕事と家事の両立という言葉をよく聞きますが、頑張ってみたとしてもなかなか難しいのが現実ですよね。
独身の時は仕事9割家事1割くらいだったのが結婚するとそういうわけにはいきません。
朝早くに起きてお弁当を作り、仕事に行って、帰宅後はすぐに夕飯の支度、風呂洗濯掃除…とやらなければいけないことが山積みです。
家事にあまり時間をかけすぎると寝不足になり、やがては仕事や生活に支障をきたしてきます。
みなさんは、パレートの法則という言葉を聞いたことがありますか?
これは、イタリアの経済学者パレートが、「人口の2割を占める富裕層が社会全体の富の8割を占有し、残った2割の富を人口の8割を占める貧民層で分けあう」という分析結果をもとに発見した法則です。
世の中の事柄は、たいてい8対2の法則になっているというわけですね。
ほとんどの場合、物事の20%が特に重要でそのほかの80%はそれほど重要ではないということです。
重要な20%は何かを見極めるのがポイントなんですね。
この法則は家事、例えば部屋の掃除をするときにも活用することができるんです。
部屋に入って目につくところ(つまり2割の部分)を重点的にきれいに掃除したり片づけたりすれば、あとの見えない8割の部分はそのままでも大丈夫ということです。
見えない8割の部分は休日か大掃除の時に念入りに掃除をすればいいわけです。
家事に時間的な縛りのある共働きだからこそ、重要な2割の部分を見極めることで家事を楽にすることが可能になるんです!
共働きの家事のタイムスケジュールを見直す
パレートの法則は時間にも当てはめることができます。
時間の2割を工夫すれば、全体の8割が改善されるんですね。
では、実際どのように工夫することができるでしょうか?
まずは今の自分のタイムスケジュールを書き出してみてください。
その中で、朝起きてから家を出るまでの時間、帰宅してから寝るまでの時間がどのくらいあるのか計算してください。
その時間内に毎日必ず行わなければいけないことは何ですか?
毎日行わずに2日に1度で済ませられることはありますか?
自分がしなくても電化製品を活用できることはありますか?
週中ではなく休日にまわせる家事はありますか?
そういったことを考えながらどのように時間を工夫できるか考えてみてください。
共働き流家事で疲れた心と体にさようなら!
一日の終わりに疲れたなぁ~と感じているなら、それは家事の2割の見極めが少しずれているのかもしれません。
つまり、家事のやりすぎなのかもしれませんね。
例えば、朝ごはんを食べる時に外せないこととは何でしょうか?
栄養バランスですよね、炭水化物やタンパク質、ビタミンなどは大切な栄養素ですね。
でも、たまごやソーセージをフライパンで焼いていると後片付けも大変です。
それで、調理はレンジで済ませたりシリアルやヨーグルト、ドライフルーツなど、簡単で後片付けが楽なメニューにするなら時短することができます。
お昼ご飯も毎日お弁当にするのではなく、週に何回かは外食する曜日を決めておくなら楽ですよね。
また、週末におかずをまとめて作っておいて冷凍しておくという方法もあります。
それぞれ自分にあった方法がありますので、ライフスタイルにあった方法で工夫してみてください。
ほかにも、朝の時間帯なら自分なりのルーティンを作っておくととても楽です。
私も朝は何も考えずにいつも同じ行動をすることによって時短を図っています。
洗濯は何分まで終えて、その後朝食は何分頃に食べ…と毎日同じことを同じ時間で行うと決めています。
考えなくていいので、頭も疲れませんし、流れ作業ですべてのことをスムーズに行うことができます。
慣れてくると時間が余ったりもするので、余った時間でのんびりお茶を飲んだり新聞を読んだりして自分の時間を楽しむこともできますよ。
まとめ
共働きは大変ですが、夫婦や家族が協力し合うことを学ぶよい機会にもなります。
また、タイムマネージメントや物事を効率的に行う訓練にもなりますので、仕事にもよい影響があります。
家族が増えたりするとライフスタイルもかわっていくので、時々タイムスケジュールや重要な2割の部分を見直していくなら、共働きでも家事を楽にこなしていくことができるでしょう。