「本は人生を豊かにする」という言葉を聞いたことがありますか?
読書はただ楽しんで終わりというものではなく、たくさんのメリットがあるんです。
読書に苦手意識のある人でも、読書がもたらす素晴らしい効果を知るなら、明日から本を読みたくなるでしょう。
では、読書が与える良い効果についてみていきましょう。
読書にはリラックス効果がある?
読書には、私たちが思う以上にたくさんのいい影響があります。
その一つがリラックス効果です。
ストレス軽減によい方法といえば音楽を聴いたりコーヒーを飲んだり散歩をしたりするのがメジャーですよね。
でも、それらの方法よりも読書の方がリラックス効果が高いことが分かっているんです。
ある実験によると静かな場所で本を読みだしてからわずか6分で60%のストレスが軽減されたという結果がでています。
本の世界に集中して登場人物に共感したりストーリーを理解したりすることによって緊張がほぐれリラックスした状態になるんですね。
ビジネス書より小説の方がリラックス効果が高いので、ストーリーに没頭できる自分の好きな小説から読んでみるといいですね。
読書のリラックス法の良いところは、ちょこっと読みでも十分効果があるということです。
電車の中や家事の合間など少しの空き時間にたった6分間集中して本を読むだけで十分な効果があります。
少し疲れたな~と思ったときにお気に入りの小説を読んでみるなら、疲れを軽減することができますよ。
読書効果で子どもに良いこと5選
読書にはリラックス効果以外にも様々な良い効果があります。
特に子供のころからの読書の習慣には、大人になってからも役立つ良いい影響があります。
どんなことがあるのか実際にみていきましょう。
① 読解力が身につく
読解力とは、文脈や文の構成、全体図などを理解する能力のことです。
小学校にはいってからも国語の教科だけでなく算数やほかの教科を理解していく上で必ず必要になってきます。
つまり、学習の土台となる欠かせない能力なんです。
② 集中力が身につく
集中力がないと何をしても最後まで続かず何かを達成するのが難しくなります。
特に学校の試験勉強や受験勉強をする時、集中力があるかないかで学力に差がついてきますね。
③ 想像力が身につく
本に出てくる登場人物たちの状況や気持ちの想像を働かせて理解することで、人の気持ちを考えられるようになります。
また、自分とは違う価値観を持つ人のことも理解してあげられるようになるので、視野も広くなります。
④ 作文力が身につく
読解力と深く関係している作文力ですが、主語や述語などの使い方を自然に身につけることができます。
また、いろんな本を読めば、語彙も増えるので、文章や会話での表現力も豊かになります。
⑤ 最後は知識が身につく
様々な考え方や出来事を読んで理解することで知識が増えます。
学校で教えてもらう知識以外のことも本で学ぶことができますし、知識をもとに物事を推察する力もつきますね。
読書が好きな子どもの勉強への影響は?
読書と学力には密接な関係があります。
なぜなら、学校の授業では必ず教科書を使うからです。
教科書に書かれていることを読んで理解して初めて答えを導くことができます。
もし、教科書に書いてあることが理解できないと、授業がつまらなくなり集中できなくなってしまいますね。
読書が好きな子供は、本を読むことを通して新しい知識を得る喜びや文章の真意をくみ取る楽しみを知っています。
読書の楽しみ方を知っていれば、教科書を読んで分からないことがあったとき、自分からそれを調べて理解するという姿勢を身につけることができます。
その繰り返しが勉強への意欲に繋がるんです。
まとめ
読書にはストレス軽減や学力アップなど様々なよい効果があることが分かりましたね。
遊びといえばテレビやゲームなどが主流になっていますが、一日少しの時間でいいので、読書を習慣にしましょう。
子供が小さいころから一緒に絵本を読むことで読書の好きな子に育てることが可能です。
そうすることで、大人になってからでも役立つたくさんのスキルを身につけることができるでしょう。