飛行機の中で音楽や映画などの音声を聴くためのイヤホンは、搭乗する時に渡されたり、前の席のポケットに用意されていたりします。
以前はこのイヤホンを持ち帰ることはだめでしたが、近頃は航空会社によっては、イヤホンを持ち帰れるようになりました。
でも持ち帰ったイヤホンは、スマホなどで使用することができるのでしょうか。
また、自分のお気に入りのイヤホンを、機内で使用できるのでしょうか。
これら飛行機内のイヤホン使用方法などの疑問にお答えします。
飛行機のイヤホンはスマホに使えるならもらえる?
基本的に飛行機で配られるイヤホンは、機内で使うための備品なので、持ち帰りはできません。
ただし、ANAでは2017年から国内全線、JALは2016年頃から飛行機の機種によっては、持ち帰ることができるようになりました。
ANAは、希望する人のみ搭乗時にイヤホンを配布していますので、持ち帰りをしたい人はその時に配布してもらいましょう。
他の航空会社では、持ち帰り可能の文言が書いてあるか、搭乗員に確認して了解が得られたものだけは持ち帰りできます。
持ち帰りをする場合は、イヤホンのプラグの形状に注意が必要です。
スマホやラジオ、音楽プレーヤーなどで利用できるイヤホンは、一口タイプで3.5mmステレオミニプラグです。
持ち帰りのイヤホンのプラグが3.5mmタイプであれば、そのまま使用できます。
2本プラグの場合は、そのままではスマホやラジオなどに使用できません。
変換アダプターを利用しましょう。
飛行機で使えるイヤホン端子やジャックタイプは?
古い飛行機の座席に付いているイヤホンジャックは、2本のプラグを挿すデュアルジャック型でした。
しかし、現在は飛行機の機種によって、2本のプラグを差すジャックと1本型を使用できるジャックが両方付いている場合があります。
スマホなど日常で使用している3.5mmプラグなので、1本型のジャックがあればそのまま使用できます。
2本型ジャックしかない場合は、そのままでは使用できません。
そのため、1本のプラグを2本型に変換できるアダプターを付けると使用できるようになります。
飛行機でイヤホンを持参する前に確認しておくこと
飛行機に配布されているイヤホンは、音質が良いとは言えないレベルなので、マイイヤホンを持参する人も増えています。
その方が普段使い慣れているし、音質も自分でどの程度かがわかっていますからね。
持参する前に自前のイヤホンのプラグが、搭乗する飛行機のイヤホンジャックに使えるかどうかわかれば言うことありませんよね。
確認すると良いのですが、わからない場合は2本ジャック型を1本に変換できるアダプターを持っていくと良いです。
このアダプターが1個あれば、デュアルジャック型にも対応できるので問題はありません。
安い物なら300円前後で購入できるので、それほど負担にはならないと思います。
まとめ
持ち帰ることができるイヤホンは、どちらかというと使い捨てみたいなイヤホンだと思っておいてください。
音質にこだわる人なら、使い物にならないでしょう。
あくまで、音が聞こえる程度のものとして、考えた方が良いと思います。