18歳から成人となる民法改正はいつから適用されるかは、2022年(令和4年)4月1日からです。
そこで、今まで日本では結婚やお酒、たばこなど成人(20歳)になってからしかできないと言われていたことの一部が変わります。
18歳で成人というと一般的には高校3年生なので、本人とすれば18歳成人でできることできないことは知っておきたいですよね。
そこで、今回の民法改正により18歳成人でできること、できないことについて、身近な項目についてまとめましたので、ご紹介します。
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▼18歳成人の民法改正でできることできないこと気になる成人式について▼
18歳で成人式が民法改正決定でいつから施行?できることとできないこと
18歳成人に民法改正されると結婚はどうなるのか
18歳成人とはいえ、2021年1月現在は民法改正施行前なので、民法第731条(婚姻適齢年齢)により、結婚できる年齢は男性18歳以上、女性は16歳以上です。
そして、成人前なので、結婚するには父母の同意(第737条)がいりますが、父母の同意はどちらかが反対していても一方の同意だけで足ります。
18歳成人と民法改正施行後(2022年4月1日)は、男女ともに18歳にならなければ結婚はできません。
初めて結婚に対して男女の年齢が一緒になり、父母の同意がなくても当人だけで結婚することができるようになりました。
父母の同意の条文は削除になります。
ひょっとしたら、18歳で結婚する人達が増えるかもしれませんね。
18歳成人に民法改正されるとお酒やアルコール飲酒は可能?
18歳成人に民法改正で年齢が引き下げられた場合でも、お酒やアルコール飲酒については変更なく20歳にならなければ飲酒はできません。
お酒やアルコール飲酒に関する年齢制限は、従来の年齢20歳のまま維持されますので、18歳成人になったからと言って飲むのは不可能です。
たばこについても同じで、健康被害への影響を考え20歳のまま変更ありません。
このあたりは、ややこしく賛否両論あるとは思いますが健康第一ととらえましょう。
民法改正されると18歳でできることは
民法改正により18歳でできることは、主に次のとおりです。
ただし、18歳で今まで通りできないことも次のようにありますので気をつけてくださいね。
20歳のまま変更がないものもあるので、気を付けてくださいね。
まとめ
18歳成人と民法改正によりなります。
18歳でも男性18歳、女性16歳で結婚できたように思えていましたが、民法改正前は親の同意が必要だったことから、この民法改正で18歳成人になることで、男女が18歳になれば親の同意が不要になります。
結婚に限らず各種契約など親の同意なしでできることが増ましたが、一人の成人としての責任が大きくなりますね。
ただ、18歳成人に民法改正がされたとはいえ、お酒などのアルコール飲酒やタバコ喫煙、公営ギャンブルなど、1民法改正前と変わらず18歳では禁止なこともあるので、できることできないことを、しっかり守るようにしましょう。