マイホームの庭が、水たまりができるほど水はけが悪い場合は、家庭菜園やガーデニングをしても植物が育たないということが多いです。
そのような庭の水はけを良くする方法ですが、高い料金を払ってプロの業者に頼むのも、ちょっともったいないですよね。
庭の水たまりに悩んでいる方に、ホームセンターなどで購入できる資材を使って、DIYでできる水はけ改善法をご紹介します。
庭の水たまりを解消するにはどの種類の土で埋めるのがよい?
水はけが悪いということは、粘土質で粒子が細かいので、水が土の中に浸透しないということになります。
そのため水の排水速度がとても遅くなるので、水溜まりやジメジメした庭になってしまいます。
水を浸透させるには、水はけの良い土を埋めるのが良いでしょう。
水はけの良い土と言えば、腐葉土、砂質土、パーライト、ピートモスなどがあります。
庭の水はけが悪いのは粘土質の土が原因?
一般の住宅地の水はけが悪い原因には、土質と地形があります。
土質
粘土質など柔らかくて吸水性が良く保水力がある土質の場合、水田などには良いですが、一般の庭では水はけが悪くなります。
水が流れにくいので、いつまでもジメジメしたりします。
地形
土地がくぼ地になっている場合や、元々が沼地、水田、水路など水が溜まりやすい地形の場合。
土地に勾配があれば水は低い方に流れ、土質が良ければ水は地下に浸透するので、ほとんど水はたまりません。
地形上の問題が無ければ、水はけの悪い原因は粘土質の土が原因となります。
庭の水はけ改善diyの紹介
DIYでできる水はけ改善方法には、主に次の方法があります。
土壌改良
小さな水溜まりであれば、現在の粘土質の粘性土を掘って排水性の高い土を混合、または入れ替えます。
砂質土+腐葉土、パーライトなどが良いでしょう。
砂質土自体は栄養が少ないので、他の肥料土と組み合わせることをおすすめします。
表面排水
水たまりに土を盛ることや削ることで、表面に傾斜をつけて水を流します。
または、目立たないところに溝を掘って排水します。
排水路
水たまりの量や面積が広い場合は、水たまりから地面に深さ30㎝ほどの溝を掘り、底部に砕石を敷き暗渠管に勾配をつけて置き、さらに砕石と土で埋め戻します。
暗渠管は雨水桝に接続します。
あまり大規模にすると、効果はありますが費用が高くなるので、よく検討しましょうね。
まとめ
庭の水たまりの状態や、行う改善方法によって費用が変わってきます。
暗渠管を雨水桝に接続する方法が一番金額的には高価になるでしょう。
まずは土壌改良か、表面排水の改善方法から始めて、様子を見ることをおすすめします。